同時代を共に楽しんだ2つのグループの近況が分かれた。メンバー1人のせいで数年間完全体での活動に制約が生じたシンファ。一方、ジーオーディー(god)は着実に完全体としてステージに立ち、元祖アイドルとしての地位を堅持している。
グループシンファのメンバー、シン・ヘソン(シン・ヘ・ソン)がMBCで全面編集された。先日26日に放送されたMBCバラエティ番組『ラジオスター』には、来年3月に結婚を控えたイ・ミヌ(イ・ミ・ヌ)がゲストとして出演した。この日の放送でイ・ミヌは、シンファのメンバー全員が自分の結婚式に出席すると語り、資料映像ではシンファ6人ではなく5人の写真が使われた。写真と字幕からシン・ヘソンが除外された。
先立ってKBS 2TV『살림하는 남자들 시즌2』も同様の選択をした。2023年の資料映像として使用されたグループシンファの過去の活動写真でシン・ヘソンがモザイク処理された。シン・ヘソンは2022年10月、ソウル松坡区の炭川2橋で飲酒状態で他人の車を運転した。彼は飲酒測定を3回以上拒否し、現行犯で逮捕され、懲役6ヶ月、執行猶予1年を言い渡された。KBS側は一時的な出演制限措置を取ったが、1審で有罪が言い渡されると放送出演停止を決定した。
シン・ヘソンは継続的に社会的に問題を引き起こしてきた。彼は2007年4月にも飲酒運転の疑いで立件された。当時の血中アルコール濃度は免許停止に該当する0.097%だった。海外遠征賭博の論争もある。シン・ヘソンは2007年7月から翌年4月までマカオなどで5回にわたり総額1億4000万ウォンを費やして海外遠征賭博を行った事実が発覚し、罰金1000万ウォンを言い渡された。シン・ヘソンのこのような行動はシンファの完全体活動に大きな制約として作用した。
一方、完全体としても依然として健在なジーオーディーは、今年の年末をファンと共に飾る。ジーオーディーはソウル松坡区オリンピック公園KSPO DOMEで単独コンサートを開く。これにより彼らは4年連続で完全体としてファンと会うことになる。ソウル公演は昨年に続き今年も360度全面開放ステージで構成される。今回もメンバーのソン・ホヨン(ソン・ホ・ヨン)とキム・テウ(キム・テ・ウ)が共同演出に参加し、ジーオーディーならではの色彩を表現する予定だ。
ジーオーディーはソウル3回、釜山2回の計5回の公演がすべて全席完売した。KSPO DOMEは現役人気アイドルが立つ舞台である点から、26年目にも健在なジーオーディーの底力を垣間見ることができる。ジーオーディーは過去の懐かしさに留まらず、現在進行形のアーティストとして大衆と呼吸している。
同時代に共に活発に活動していた2つのグループの近況は鮮明に分かれた。1人のメンバーの繰り返される問題で完全体活動にブレーキがかかったシンファとは対照的に、ジーオーディーは依然として全メンバーが1つの舞台に立ち、グループとしての存在感を証明している。時間が経つにつれ、2つのグループの温度差はますます明確になっている。
キム・ジウォン テンアジア記者 one@tenasia.co.kr