永遠の現役、故イ・スンジェが家族と同僚たちに見送られ永眠
永遠の現役、故イ・スンジェ(Lee Soon-jae)が遺族と多くの同僚たちに見送られ、永眠に入った。

27日午前、ソウル松坡区のソウルアサン病院葬儀場でイ・スンジェの告別式が厳かに執り行われた。現場には家族をはじめ、芸能界の後輩たちが参列し、故人を偲んだ。

司会は故人と『屋根を突き抜けてハイキック』で共演した俳優チョン・ボソク(ジョン・ボソク)が務め、追悼辞は俳優ハ・ジウォン(ハ・ジウォン)とキム・ヨンチョル(キム・ヨンチョル)がそれぞれ朗読した。ハ・ジウォンはドラマ『ザ・キング 2ハーツ』で、キム・ヨンチョルはTBC公開採用タレントの直属の後輩であり、『公主の男』で故人と共演した縁がある。

追悼辞でハ・ジウォンは「尊敬し愛する先生を送り出すことがまだ信じられない」と涙を流した。続けて「作品について淡々と語ってくださった言葉の中には、先生が俳優として生きてきた時間がそのまま込められていた」とし、自分が演技的に揺れた瞬間にかけられた「インマ、私もまだ難しい」という故人の言葉が大きな慰めになったと回想した。そして「先生から学んだ態度を忘れず、作品と人生で実践していく」と誓った。

キム・ヨンチョルは「これがすべてドラマの一場面であればよかった」とし、「カットの声が聞こえたら、先生が特有の笑顔で『今日は良かった』と言ってくださったらどれほど良かっただろう」と悲しみを伝えた。彼は故人を「演技の道だけでなく、人としての道を先に示してくれた方」と記憶し、「先生の揺るぎない品位と礼儀は多くの人々に静かな教えとなった」と振り返った。続けて「今はすべてを下ろして安らかにお休みください」と永遠の尊敬と感謝の気持ちを伝えた。

永遠の現役、故イ・スンジェが家族と同僚たちに見送られ永眠
告別式場には早朝からチョン・ボソク、キム・ヨンチョル、ハ・ジウォンと韓国放送大衆芸術人団体連合会会長を務めるユ・スンボン(ユ・スンボン)をはじめ、チャン・ヨン(ジャン・ヨン)、ユ・インチョン(ユ・インチョン)、ユ・ドングン(ユ・ドングン)、チョン・ドンファン(ジョン・ドンファン)、パク・サンウォン(パク・サンウォン)、チェ・スジョン(チェ・スジョン)、イ・ウォンジョン(イ・ウォンジョン)、チョン・ジュノ(ジョン・ジュノ)、イ・ムセン(イ・ムセン)、ユ・テウン(ユ・テウン)、チョン・テウ(ジョン・テウ)、ユ・テウン、放送人チョン・ジュナ(ジョン・ジュナ)、チャン・ソンギュ(ジャン・ソンギュ)などが集まった。故人が生前、客員教授を務めたカチョン大学演技芸術学校の弟子たちも参列した。故人の遺影の横には金冠文化勲章が置かれた。

1956年、演劇『地平線の向こう』でデビューした後、故人は1965年にTBC第1期専属俳優として活動し、韓国放送の歴史と共に成長した。『私も人間になりたい』、『東医宝鑑』、『三金時代』、『銭湯の男たち』、『野人時代』、『土地』、『お母さんが角を出した』など、主要作品だけで140本に達する。

90歳を前にして演劇『長寿商会』、『アンリおじいさんと私』、『リア王』で老年の深みを込めた演技を披露し、特に『リア王』では200分に及ぶ膨大な台詞を完璧にこなし、絶賛を浴びた。2023年にはチェーホフの『かもめ』を演出し、演出家としても挑戦した。

昨年まで演劇『ゴドーを待ちながらを待ちながら』とドラマ『犬の声』に出演し、最後まで演技魂を燃やした。昨年、KBS演技大賞で歴代最高齢の大賞受賞者として名を挙げた。

演技以外にも第14代国会議員(民主自由党)として活動するなど、政治界にも身を置いた。1992年の総選挙でソウル中浪甲に出馬し当選した。

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