「『ビートボクサー』でステージを破壊する自信があります。『JYPの未来』と言われるでしょう。」(トモヤ)
グループNEXZがボクシングシューズを履いて戻ってきた。今回はビートを打ち砕く『ビートボクサー』だ。NEXZ(ネクスジ・トモヤ、ユウ、ハル、ソ ゴン、セイタ、ヒュイ、ユキ)は最近、ソウル城東区のカフェでミニ3集『ビートボクサー』(Beat-Boxer)発売記念インタビューを行った。
NEXZは27日午後6時にミニ3集『ビートボクサー』でカムバックする。『ビートボクサー』は前作から6ヶ月ぶりの新作だ。英単語『beat』と『boxer』の組み合わせで、ステージ上でビートを「ぶち壊す」というNEXZの自信を表現した。アルバムと同名のタイトル曲『ビートボクサー』は2000年代のヒップホップ・ダンスサウンドを基盤にしたミニマルでユニークなトラックだ。
『ビートボクサー』というアルバム名にふさわしいボクシングシューズを履いてきたNEXZ。ハルは「ユウと練習生の時にボクシング映像を見て、一度やってみたいと話していた。『ビートボクサー』というタイトルを見て『これがやりたかったことだ』と思った。その時見た映像を思い出しながら楽しく撮影した」と語った。
7人中6人が日本人だが、NEXZは流暢な韓国語の実力を誇った。メンバーたちは普段から韓国語で会話し、言語の実力を高めているという。ソ ゴンは「宿舎でも、会社でも韓国語を生活化しようとした」と伝えた。ユキは「韓国ドラマや映画が好きだ。見ていて知らない単語が出てきたら調べながら少しずつ勉強している」と話した。トモヤは「今日のインタビューが韓国語の実力を誇る機会になればいい」と自信を見せた。
トモヤ、ユウ、ハルが前作に続き、タイトル曲および先行公開曲の振付を作ることに参加し、実力を発揮した。トモヤは「幼い頃から様々なジャンルのダンスを学んだ。見せられるスペクトラムが広く、パフォーマンスに自信がある」と語った。彼は「ポイント振付が重要だ。サビにスニーカーという単語が出てくるが、その時に靴を見せながらカッコよく回る動作がある。歌詞にも合っていて、パフォーマンス的にもよく見える。NEXZだけができるストリートダンスも入れた」と期待感を高めた。
5番トラック『Next To Me』(ネクスト トゥ ミ)の作詞にはメンバー全員が参加した。ソ ゴンは「歌詞を書くのは初めてで、慣れなくて難しかった」と打ち明けた。それでも「ファンソングなので、NEXZTI(ファンダム名)への素直な気持ちを書いているうちに自然と歌詞が出てきて楽しかった。他のメンバーも休憩時間や待機時間に歌詞を書いた。完成したものを見て『NEXZTIをこんな風に思って表現したかったんだ』と思った。多くを学んだ」と語った。ユキは「日本でホールツアーを回っている時に歌詞を書いた。当時、近くでファンを見ることができて、喜んでくれる顔も見えたし、話しかけてくれるのも全部聞こえて温かかった。いつも温かく応援してくれるNEXZTIへの気持ちを込めた」と伝えた。
新作公開を控えてヒュイは「ファンが『これだ!』と思ってくれたら嬉しい」と語った。彼は「これまでパフォーマンスについて良い話をたくさんしてくれたが、今回は特にパフォーマンスをよく見せられる曲でカムバックするし、メンバーたちが振付創作にも参加した。できることを全部詰め込んだから、それを見て『これだ!』と思ってほしい」と自信を見せた。
この日、メンバーたちはそれぞれのロールモデルを明かした。セイタはStray Kidsのスンミンを挙げた。彼は「会社のエレベーター前で少し話したことがある。先行公開曲について、曲が良くてカッコいいと褒めてくれた」と語った。セイタはアイドルになる前、日本にいた時からスンミンが好きだったという。彼は「モニターで見ていた人と実際に話すだけでも感動だったが、私たちの曲を聴いて褒めてくれて涙が出そうだった」とファン心を見せた。続けて「連絡先を交換した時は言葉にできない感情が湧いた。尊敬する先輩と話し、応援されて嬉しかった」と付け加えた。
トモヤは所属事務所の代表であるパク・ジニョンをロールモデルに挙げた。彼は「尊敬し、好きなアーティストだ。30周年コンサートでデュエットステージをしたが、夢のようで不思議だった。今でもその瞬間を覚えている。一緒に踊り、歌いながら幸せだった」と語った。彼は「サインをもらったが『最初のデュエット』と書いてくれた。それなら2回目もあるのかなと思った。次も一緒にステージに立ちたい」と話した。
パク・ジニョンはNEXZメンバーを励まし、アドバイスをした。トモヤは「パク・ジニョンPDがNEXZの強みは情熱だと言った」とし「招待を受けて家で一緒に食事をしたことがある。『NEXZはよくやっている』と言ってくれたのが記憶に残っている。続けてこのままやればいいと言われた」と語った。続けて「パク・ジニョンPDが3つのアドバイスをくれた。メンバーを大切にしろ、会社のスタッフを大切にしろ、ファンを大切にしろ。この3つだけ守れば多くの愛を受けるだろうと言われた。アドバイスを実践しながら一生懸命活動している」と伝えた。
目標は音楽番組1位だ。ヒュイは「前回の活動で1位候補に上がったが、惜しくもできなかった。その時からもっと情熱が湧いた。次のカムバックまでに実力をもっと上げて走ろうと決心した」と情熱を見せた。トモヤは「一生懸命準備した分、ファンが、そしてまだファンでない人も私たちの音楽を聴いてパフォーマンスを見てほしい」とし「5世代パフォーマンストップという修飾語を得たい」と明かした。
韓国と日本の両国で愛されているNEXZ。彼らは25〜26日にソウル松坡区オリンピック公園オリンピックホールで国内初の単独公演を行った。公演を前にトモヤは「練習生の時から先輩たちのコンサートにたくさん行った。オリンピックホールで開かれたXディズ先輩たちのコンサートを見に行ったこともあり、パク・ジニョンPDの年末公演を見に行ったこともある。私たちがここで公演するなんて。考えもしなかった。まだ実感が湧かない」とときめく気持ちを表現した。
NEXZは今後さらに大きなステージに立つ予定だ。トモヤは「先週、Stray Kids先輩たちのコンサートを見に行った。大きなスタジアムの公演場に多くのSTAY(スキズファンダム名)が集まった。ステージ演出も華やかでカッコよくてずっと集中してしまった。私たちもいつかそんな大きな公演場に立ちたい」と目を輝かせた。
キム・ジウォン テンアジア記者 one@tenasia.co.kr