ドラマ『スピリット・フィンガーズ』のウェブトゥーン原作のハン・ギョンチャル作家が企画意図を語った。
新ドラマ『スピリット・フィンガーズ』(演出:イ・チョルハ、脚本:チョン・ユンジョン、クォン・イジ、制作:㈱ナンバースリーピクチャーズ、MI、ケナズ)の同名ウェブトゥーン原作を生み出したハン・ギョンチャル作家が、公開を前に一問一答を通じて作品とキャスティング、そして伝えたいメッセージを直接明かした。この作品はグローバル累計13億ビューを記録し、多くの愛を受けたウェブトゥーンをTVドラマとして実現した。以下は一問一答。
Q1. ついにドラマ『スピリット・フィンガーズ』が公開される。どんな気持ちで待っていたか?
長い間、期待半分、心配半分の気持ちで待っていた。時間が経つにつれて切実な気持ちが大きくなった。いつ放送されるのかと尋ねる読者が多かっただけに、ついに結果を見せることができることに大きな喜びを感じている。
Q2. キャラクターが俳優とマッチしたとき、どんな点で似ていると感じたか?
『ソン・ウヨン』役のパク・ジフ俳優を他の作品で見たときから「いつかウヨンを演じてほしい」と思っていた。それでキャスティングの知らせを聞いたとき、大いに満足した。『ナム・ギジョン』役のチョ・ジュニョン俳優は撮影現場でピンクの翼をつけてハーレクインメイクをしているのを見たとき、原作の象徴的なシーンがそのまま実現されたような感じだった。『ク・ソノ』役のチェ・ボミン俳優は温かく信頼感を与える雰囲気と魅力的な声が印象的で、『ナム・グリン』役のパク・ユナ俳優は生き生きとしながらも真剣さを表現できる俳優だと思った。
Q3. 読者がウェブトゥーンとドラマを比較して感じる楽しみは何だと思うか?
原作完結後、時間が経っただけに、私自身も内容を思い出しながらドラマを見ることになり、読者もシーンを振り返るように楽しめると思った。また、ドラマにのみ登場する新キャラクターがあり、新しい楽しみも感じられると思う。
Q4. 作品の核心テーマである『自尊感』について作家の解釈は何か?
自尊感は「不完全な姿さえそのまま見つめ受け入れる勇気」と定義したい。過去には自信のある人を羨ましく思っていたが、今は自分の不完全な姿まで認められるようになったとき、より快適さを感じることもある。
Q5. どんなメッセージが視聴者に届くことを望むか?
すべての人はそれぞれの固有の色を持っている。ウヨンの成長過程を追いながら、視聴者も自分の色を見つけることを願っている。
Q6. 長い間ドラマ化を待っていたファンに伝えたいことは?
連載時代からドラマ化を待ってくれた読者に感謝の気持ちを伝え、当時の感性を思い出しながら楽しく視聴してほしい。制作陣が原作を生かすために多くの努力を注いだことを感じた。信じて見てほしい。
Q7. 最後に『スピリット・フィンガーズ』の見どころとすべての『ウヨンたち』に伝えたいことは?
『スピリット・フィンガーズ』は異なる色を持つ人々が調和しながら成長していく物語であり、カラフルな青春叙事詩という点が大きな魅力だ。色とりどりのシーンの中で愉快な成長物語を楽しんでほしいという気持ちとともに、世界中のすべての『ウヨンたち』が『私は素晴らしい』という確信を持つことを応援する。
ドラマ『スピリット・フィンガーズ』は10月29日(水)にティービング(TVING)で1~4話を独占公開し、その後毎週水曜日午後4時に2話ずつ順次公開される。
キム・セア テンアジア記者 haesmik@tenasia.co.kr