コルティスは先日、現地時間15日にApple Music Radioの『The Zane Lowe Show』(ザ・ゼイン・ロウ・ショー)に出演しました。これは最近、ポップスターのテイラー・スウィフトやタイラー・ザ・クリエイターなどが出演したアメリカの人気番組です。
同日、コルティスは『iHeartRadio LIVE with CORTIS』(アイハートラジオ ライブ)で公演を行いました。長年にわたりポップスターたちが出演し、歌を披露し観客と交流する舞台です。コルティスの出演が知られると、事前質問受付コーナーに通常の10倍以上の参加者が集まったと伝えられています。また、彼らは18日にニューヨークで開催される『KOOM Festival』(クーム フェスティバル)の舞台にも立ちます。
業界では、アメリカでのコルティスの活発な活動には先輩グループ防弾少年団の影響があると見ています。音楽業界に詳しいプロデューサーは「コルティスがデビューして2ヶ月も経っていないため、現在のアメリカでの人気が『実質的』であると見るには難しい面もある」としながらも、「先輩グループ防弾少年団の後光が良い影響を発揮していると見ている」と分析しました。
しかし、防弾少年団の人気がコルティスの持つ実力の全てではありません。業界ではコルティスが芸能事務所で制作された一般的なアイドルとは異なると見ています。自らプロデュースする能力を持つ『アーティスト』としてのイメージが強いためです。
業界ではビッグヒットミュージックが『第2の防弾少年団』を狙ってコルティスを制作したと見ています。グループ防弾少年団が海外で愛され始めた理由が、メンバーたちが自分自身の物語を直接作り出し伝える点にあるからです。
ある業界関係者は「ハイブやビッグヒットミュージック所属の他のアーティストとは異なり、コルティスには防弾少年団の色彩が感じられる」とし、「メンバーそれぞれが作曲、ダンスなど特技が異なり、制作されたアイドルより自由なアーティストに近いイメージを演出している」と見ています。
ある芸能事務所関係者もコルティスの長所として防弾少年団の強みでもある『自律性』と『真実性』を挙げました。彼は「自分が望むものを探し求める、不完全な姿そのままを音楽に込めた真実な歌詞が長所」とし、「音楽と振付、映像まで共同創作し自律性が際立っている」と述べました。
一方、コルティスは8月に発売したデビューアルバム『COLOR OUTSIDE THE LINES』(カラー アウトサイド ザ ラインズ)を先月ビルボード200チャートで15位に上げました。このアルバムはまた、音楽ストリーミングプラットフォームSpotifyで12日に総再生数1億回を突破しました。最多再生国はアメリカであることが知られています。
イ・ミンギョン テンアジア記者 2min_ror@tenasia.co.kr