キム・ミンジョンとイェ・ジウォンはブラックトーンを基調としたフォーマルルックで、高級感と洗練されたシネマティックムードを演出しました。『アカデミー賞』のレッドカーペットの象徴ともいえるドルビーシアターの階段で、キム・ミンジョンはブラックベストとタイを合わせたタキシードスタイルで『紳士の品格』を表現しました。
キム・ミンジョンは『フィレンツェ』にノーギャラで参加したことが知られています。彼は「作品の真実性と芸術映画への愛情を最優先に考えた」とし、個人的な利益よりも作品の完成度を選びました。
キム・ミンジョンは主人公『ソクイン』を演じ、人生の重みと孤独、そして再び立ち上がる勇気を繊細に描きました。彼は「最後の感情爆発シーンのために中盤までは抑制を選んだ。観客が退屈しないように感情の流れを慎重に調整した」と語りました。
『フィレンツェ』を通じて観客に伝えたいメッセージについて尋ねられると、彼は「最近の人々は皆、尖っていてどこか鋭い時が多い」とし、「この映画を通じて丸く穏やかに生きていけることを願っている」と伝えました。
今回の『グローバルステージハリウッド映画祭2025』での3冠は、彼の20年ぶりのスクリーン復帰作という点でさらに意味深いものです。キム・ミンジョンは「ハリウッドの良いエネルギーを受けて『フィレンツェ』を広く知らせたい。外国の観客が真に共感し、よく見たと言ってくれたことがさらに意義深かった」と感激を伝えました。
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チョ・ジュンウォン記者 wizard333@tenasia.co.kr