ロゼ、インスタグラムでの人種差別論争にクールな対応

ブラックピンクのメンバー、ロゼ(Ro-ze)が人種差別の被害を受けたとされる論争に巻き込まれました。しかし、彼女は特別な声明を出すことなく、ファッションショーに対する感想だけを伝え、クールな態度を見せました。

ロゼは1日、名門ブランドのサンローランが掲載した歌手チャーリーXCX(Cha-rie XCX)との写真を再投稿しました。また、ファッションショーの現場映像を公開し、「素晴らしいショーに招待してくれてありがとう。あなたの仕事は美しい。愛してる」と伝えました。

ロゼ、インスタグラムでの人種差別論争にクールな対応

ロゼは9月29日、フランス・パリで開催された「サンローラン2026春夏ウィメンズコレクションショー」にグローバルアンバサダーとして出席しました。現場にはチャーリーXCX、モデルのヘイリー・ビーバー(Hei-ri Bi-ba)、女優兼モデルのゾーイ・クラヴィッツ(Zo-i Ku-ra-bi-tsu)など、世界的なセレブたちが集まりました。

しかし、ファッション雑誌エルUKがSNSに投稿した写真で論争が発生しました。共に写った写真の中でロゼだけが切り取られていたのです。さらに、チャーリーXCXがロゼの顔を黒く陰影処理した写真を個人アカウントに掲載したことで、人種差別の疑惑が浮上しました。このため、批判の声が高まり、チャーリーXCXはロゼと共に写った他の写真を追加で公開しました。

ロゼは最近、サンローランのグローバルアンバサダーとして活動し、「人間サンローラン」と呼ばれています。昨年発表したソロアルバム「ロジ(Rosie)」でビルボードチャートで成果を上げ、7月にはブラックピンクのアルバム「トゥイオ(Twi-o)」を発売し、グローバルアーティストとしての存在感を証明しました。また、ブルーノ・マーズ(Bu-ru-no Ma-zu)とのコラボ曲「アパート(A-pa-to)」でMTVビデオミュージックアワード「今年の歌」部門を受賞するなど、世界的な評価を受けています。

イ・ミンギョン テンアジア記者 2min_ror@tenasia.co.kr