6人組に再編成されたグループ、イーズナ(IZNA)が新たな衣装をまとい、音楽界に戻ってきます。前メンバーのユン・ジユン(Yoon Ji-yoon)の脱退後初のカムバック活動という点で注目が集まっています。
イーズナ(IZNA)は30日に2枚目のミニアルバム『ナット・ジャスト・プリティ』(Not Just Pretty)を発売し、カムバックします。今回のカムバックを前に、先月ユン・ジユンが健康上の理由でチームを去りました。デビュー3ヶ月で活動を中断した彼女が、最終的に脱退の知らせを伝えたのです。ユン・ジユンがチーム内でメインボーカルを務めていたため、彼女の不在を心配する声もありました。しかし、メンバーたちは活動の過程でユン・ジユンの空席を埋め、ボーカルの実力を引き上げました。ユン・ジユンなしでステージをこなした経験があるため、今回の活動にも大きな支障はないと見られています。
イーズナは今回のアルバムを通じて、従来のスタイルから脱却し、強烈で大胆な姿を見せるコンセプトを選びました。この日のイーズナの変身にはプロデューサーのテディ(Teddy)が力を貸しました。彼はタイトル曲の作詞・作曲に参加しました。ビッグバン(BIGBANG)、トゥエニーワン(2NE1)など多くのアーティストのヒット曲を手掛けたテディが参加したという知らせに、音楽ファンの期待が高まりました。
デビュー1周年を前に変化を選んだ姿は、チームの成長可能性を示す意味のある行動です。ソウル広津区のYES24ライブホールで行われた発売記念メディアショーケースで、バン・ジミン(Bang Ji-min)は「今回のアルバムはイーズナの新しい章を開くアルバム」と説明しました。ユ・サラン(Yoo Sa-rang)は「一つのコンセプトに留まらず、様々なジャンルに挑戦し、限界のない姿をお見せしたかった」と語りました。
新しい試みがどのような反応を引き起こすかが鍵です。これまでイーズナは夢幻的で切ない音楽を披露してきました。今まで見たことのない姿を見せるという点で、既存のファンの支持を得る可能性があります。強烈な曲であるため、以前に比べてパフォーマンスの実力を発揮しやすくなりました。いつまでも似たようなコンセプトの曲ばかり出すわけにはいきません。ただし、180度の変身に挑んだため、イーズナの既存の音楽スタイルを好んでいたファンにはやや馴染みがないかもしれません。既存のファンダムを維持しながら新しいファン層を取り込めるかが、今回の活動の成否を分ける展望です。
デビュー後短期間でメンバーの変化を経験した状況で、今回の活動の成果は今後のイーズナの方向性を決定する指標となるでしょう。
キム・ジウォン(Kim Ji-won)テンアジア記者 one@tenasia.co.kr