新ドラマ『優しい女プ・セミ』、初回視聴率2%台でスタート!

23日、オム・ジョンファとソン・スンホン主演の『かけがえのない私のスター』が最終回で4.3%の視聴率を記録し、有終の美を飾った中、バトンを引き継いだドラマ『優しい女プ・セミ』が初回2%台の視聴率でスタートしました。視聴率はやや物足りないものの、「面白い」との好評を得ており、今後の反転の可能性を開いています。デビュー10周年を迎えたチョン・ヨビンがドラマ初のタイトルロールに挑戦し、注目を集めました。

29日(月)に公開されたジニTVオリジナル『優しい女プ・セミ』第1話では、キム・ヨンラン(チョン・ヨビン)がカソングループ会長カ・ソンホ(ムン・ソングン)の個人ボディーガードになるまでの内密な事情を描き、強烈な幕開けをしました。これにより、第1話の視聴率は全国2.4%、首都圏2.3%を記録し、ジニTVオリジナルの中で第1話視聴率1位となり、熱い反応の中で好調なスタートを切りました。(ニールセンコリア基準)

新ドラマ『優しい女プ・セミ』、初回視聴率2%台でスタート!

カソングループ会長カ・ソンホの個人ボディーガード面接に応募したキム・ヨンランは、面接官イ・ドン(ソ・ヒョヌ)に険しい第一印象を残しました。しかし、幼少期に生理用品を盗んで実刑を受けた前科のため、採用が取り消されただけでなく、母親キム・ソヨン(ソ・ヒジョン)に保証金まで奪われ、キム・ヨンランは挫折しました。

キム・ヨンランを再び呼び寄せたのはカソングループ会長カ・ソンホでした。面接現場をCCTVで見守っていたカ・ソンホは、特に身なりが貧しく切迫して見えるキム・ヨンランに興味を持ち、彼女を選びました。これにより、キム・ヨンランは底辺の人生から抜け出すチャンスを掴むことができました。

カ・ソンホ会長のボディーガードとして邸宅に入った初日、キム・ヨンランはカソングループオーナー一家に絡む怪しい状況を目撃し、感覚を研ぎ澄ませました。邸宅の至る所に隠された隠しカメラを発見しただけでなく、カ・ソンホ会長に亡くなった実の娘がいることを聞いたからです。

新ドラマ『優しい女プ・セミ』、初回視聴率2%台でスタート!

キム・ヨンランとカ・ソンホの密会が実現しました。キム・ヨンランを秘密の書斎に呼び寄せたカ・ソンホは、自分の実の娘は世間に知られている事実とは異なり、殺害されたと語り、義理の娘カ・ソニョン(チャン・ユンジュ)を有力な容疑者として言及しました。カ・ソンホの娘が亡くなった日、カ・ソニョンも現場にいたということです。

カ・ソンホの話を黙って聞いていたキム・ヨンランは、もしかしたら殺しの依頼かもしれないと考え、「会長様、私が何をすればいいですか?」と質問しました。そんなキム・ヨンランにカ・ソンホは結婚しようとプロポーズし、皆を驚かせました。復讐が目的だったカ・ソンホがキム・ヨンランに殺しの依頼ではなくプロポーズをした理由は何なのか、興味が高まっています。

『優しい女プ・セミ』は、貧しいボディーガードキム・ヨンランがカソングループに入るまでの過程を迅速に描き、初回から目を離せない没入感を提供しました。それぞれの個性と目標が明確なキャラクターたちがカソングループという一つの空間で出会い、絡み合いながら興味深い緊張感を吹き込みました。

また、チョン・ヨビン(キム・ヨンラン役)を筆頭にした俳優たちの熱演と共に、パク・ユヨン監督特有のスリル満点の演出と映像美が断然視線を引きつけました。カソングループに隠された秘密の手がかりを一つずつ解き明かす堅実な脚本は、見る人の推理力を刺激し、次の話をさらに期待させています。

イ・ソジョン テンアジア記者 forusojung@tenasia.co.kr