デュオ、ペパートーンズ(イ・ジャンウォン、シン・ジェピョン)がAIと人間のケミストリーを披露しました。『芸能界の代表AI』として知られるイ・ジャンウォンと、彼と22年間共に歌っているシン・ジェピョンの話です。
ペパートーンズは27日、ソウルのナンジハンガン公園で開催された『2025 ATAフェスティバル』で、彼らの代表曲『公園旅行』や『幸運を祈るよ』などのステージを披露しました。
この日、シン・ジェピョンは「今年初めてスタートするATAフェスティバルで私たちがこうして公演できることを本当に嬉しく思います」と述べ、「最善を尽くして多くの方に楽しさを届けるステージを作りたい」と出演の感想を語りました。するとイ・ジャンウォンは「アタ(ATA)いいね!」と冗談を言いました。
この日、お互いのTMI(Too Much Information)は何かという質問に、イ・ジャンウォンは「シン・ジェピョンは運動しなさそうに見えて、実は一生懸命運動している」と答えました。シン・ジェピョンは「イ・ジャンウォンは辛いものが食べられない」と言い、すぐに二人は言い合いをしながらケミストリーを見せました。イ・ジャンウォンが「食べる」と反論すると、シン・ジェピョンによって再び「うまく食べられない」と訂正され、笑いを誘いました。
イ・ジャンウォンは、彼が芸能界の代表AIとして知られていることについてどう思うかという質問に、「今なら言えると思います。ステージ上や音楽をしているときは人間ですが、それ以外の日常はヒューマノイドAIロボットです」と告白しました。そしてシン・ジェピョンが「ジャンウォン、昼にハンガン公園で楽しむことを教えて」と言うと、イ・ジャンウォンは「楽しむことを探しているなんてちょうどいいね」と言い、「ATAフェスティバルに行ってみるのはどう?」とAIの真似をしました。
デビュー当初から『ポジティブな音楽』をしてきた理由があるかという質問もありました。イ・ジャンウォンは「最初は当時の国内音楽が主に悲しい音楽のようだったので、私たちの居場所を見つけるために始めました。しかし今では使命感を持ってポジティブなメッセージを込めようとしています」と説明しました。シン・ジェピョンは「聴いてくださる方々がたくさん笑ってくれることを願って音楽をし、歌っています。楽しんでください」と付け加えました。
27日のATAフェスティバルのステージには、ヘッドライナーとしてキム・ジュンス、サブヘッドライナーとしてジャンナビ、ペパートーンズが出演します。イ・ムジン、10cm、ハイキー、セイマイネーム、キョンソ、パク・ヘウォン、ファン・ガラムなどもステージに立ちます。イベント2日目(28日)には、ヘッドライナーとしてキム・ジェジュンが公演を行います。さらにK-POPを代表するアイドルグループ、ザ・ボーイズ、TOUR、CRAVITY、ハ・ソンウン、FIFTY FIFTY、82MAJOR、QWER、ユニス、BAD VILLAIN、NEW BEATなどがハンガン沿いを彩ります。
ペパートーンズは2004年にEP『A Preview』でデビューしました。彼らは昨年4月にアルバム『Twenty Plenty』(トゥエンティ・プレンティ)をリリースし、デビュー20周年を記念しました。デビュー21周年の今年も人気は健在です。『2025ペパートーンズクラブツアー』は全席完売を記録しました。
一方、ATAフェスティバルが開催されるナンジハンガン公園は、DMC(デジタルメディアシティ駅)近くから会場まで往復する無料シャトルバスもあり、訪問が容易です。バスは午前9時から午後10時まで運行されます。バスを利用してDMCの2番と8番出口の間にあるセヌリ子供公園と会場のチケットゾーン近くまで一度に移動できます。
イ・ミンギョン テンアジア記者 2min_ror@tenasia.co.kr