歌手のキム・ジェジュン(Kim Jae Joong)が母の手記を見て涙を流した。
KBS 2TV『新商品発売 ペンストラン(Fun-Staurant)』(以下『ペンストラン』/演出 ユン・ビョンイル)では、秋夕(チュソク)特集『母の手スペシャル』第2弾が公開される。国民孝子で料理の天才キム・ジェジュン、永遠のマリンボーイ パク・テファン(Park Tae Hwan)、国民トロット女神 ソン・ガイン(Song Ga In)がペンシェフとして登場し、強力な料理の腕前を誇る彼らの母親と特別な料理を作る。この過程で、すべての子供たちが共感し感動する母親たちの真心も公開される。
この日公開されるVCRの中で、キム・ジェジュンは母親の抗がん食卓レシピを学ぶことに挑戦した。キム・ジェジュンの父親は数年前に肺がんと診断され、辛い抗がん治療を受けた。キム・ジェジュンの母親は夫のために「抗がん」に良いとされる様々な食材を勉強し、探して料理した。抗がん治療後も母親の抗がん食で食事を続けた父親。キム・ジェジュンの父親は肺がん完治の判定を受け、健康を取り戻した。父親は「体に良いものはすべてやってくれた。妻が作ってくれたものだけを食べた。そのおかげで生き延びた」と妻に感謝の意を伝えた。この日、キム・ジェジュンは母親の血と汗が染み込んだ貴重なレシピを伝授され、自ら料理した。
こうして母子が共に作った『抗がん食卓』を前に、両親とキム・ジェジュンが向かい合った。父親の完治について話をしていると、キム・ジェジュンの母親は慎重に父親が病気だった時に自分が書いた看病日記を取り出した。その後も続いた母親の日記と詩はノートいっぱいに書かれていた。
キム・ジェジュンは初めて見る母親の手記に胸が詰まった。拙い字だが率直な心情を込めて書かれた母親の手記には、80年の人生を生きてきた今、残り少ない人生への切なさ、夫と家族への愛情が込められていた。特に母親の手記の一節に目を止めたキム・ジェジュンは「とても悲しい」と涙を流した。VCRを見守っていたソン・ガインはキム・ジェジュンの母親の手記に感動し、「ぜひ詩集を出してほしい」と語った。
26日金曜日の夜8時30分に放送されるKBS 2TV『新商品発売 ペンストラン』で確認できる。
キム・セア テンアジア記者 haesmik@tenasia.co.kr