ソル・ギョング、ピョン・ソンヒョン監督との4度目の共演に満足感を示す

'グッドニュース'のソル・ギョングがピョン・ソンヒョン監督との作業に満足感を示した。

19日、釜山ウドン映画の殿堂で第30回釜山国際映画祭ガラプレゼンテーションに招待された『グッドニュース』の記者会見が行われた。ピョン・ソンヒョン監督と俳優のソル・ギョング、ホン・ギョン、ヤマダ・タカユキが出席した。

『グッドニュース』は1970年、何としてもハイジャックされた飛行機を着陸させようと集まった人々の怪しい作戦を描いた映画。1970年代に起きたヨド号事件を基に創作された。

ソル・ギョングは正体不明の解決者「アムゲ」役を演じた。彼は「70年代の韓国と日本にまたがっていた実話を基にしている。あり得る役柄だ」と説明した。続けて「私が演じたアムゲ役は監督が創造して投げ込んだ感じだった。最初に台本を読んで最初の質問が『いくら読んでも他の役と混ざらないが、混ざるべきか混ざらないべきか聞いたら混ざらなくてもいい』と言われた。演劇的な部分もあった。『誇張して演じてほしい』という部分があった。監督と話しながら、非正常と正常を行き来しながら演じた。正常に戻った時はその瞬間だけを見せてほしいと言われた」と作業過程を明かした。また「我々の映画はピョン・ソンヒョン監督が全体を指揮した。計算が立つ映画だった」と伝えた。

ソル・ギョングとピョン・ソンヒョン監督は4作品目の共演となる。ソル・ギョングは「ピョン・ソンヒョン監督とは4回目の共演で、むしろもっと悩ましかった。観る人たちが連続して私がピョン・ソンヒョン監督の映画に出演するのは負担に感じるかもしれないと思った。実際に多く悩んだ」と打ち明けた。続けて「『不汗党』のようなスタイルに最初は少し抵抗感があった。その後、このスタイルに面白さを感じた。『グッドニュース』は『どんなスタイルで見せるか』という好奇心もあった」とし、「『不汗党』で私をピンと伸ばすと言っていたが、今回はくしゃくしゃにすると言われてどうくしゃくしゃにするのか気になった。どうにかして私を変えようと努力してくれたことに感謝している」と伝えた。

『グッドニュース』は10月17日にNetflixで正式公開される。

釜山=キム・ジウォン テンアジア記者 bella@tenasia.co.kr