ベネチア映画祭招待作『オッチョルスガオプダ』、ドルビーシネマポスター公開

第82回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に招待され、第30回釜山国際映画祭の開幕作でもある『オッチョルスガオプダ』がドルビーシネマポスターを公開しました。

『オッチョルスガオプダ』は、人生に満足していた会社員のマン・ス(イ・ビョンホン)が突然解雇され、妻と二人の子供を守るため、苦労して手に入れた家を守るため、再就職に向けた自分だけの戦争を準備する物語です。パク・チャヌク監督が最も作りたかったストーリーとして、公開前から話題を集めている『オッチョルスガオプダ』がドルビーシネマでの上映を確定し、強烈なビジュアルのポスターを公開しました。パク・チャヌク監督特有の細やかな演出はドルビービジョンの圧倒的な画質で、アビー・ロード・スタジオで録音されたロンドン・コンテンポラリー・オーケストラのサウンドはドルビーアトモスの空間感あふれるサウンドで実現され、ドルビーシネマでより一層生き生きと楽しむことができます。

公開されたポスターには、紙の隙間から見えるマン・スの眼差しと、こめかみを叩く指先の赤い血痕が目を引きます。血管と骨が際立つ手の甲、苦悩に沈む表情は、失職後に自分だけの戦争を続けるほど深まるマン・スの内的葛藤を示唆し、作品への興味を引き立てます。

俳優イ・ビョンホン、ソン・イェジン主演のパク・チャヌク監督の新作映画『オッチョルスガオプダ』は、今月24日に公開予定です。

キム・ジウォン テンアジア記者 bella@tenasia.co.kr