歌手兼俳優のイ・ジュノ(Lee Junho)が2023年の『キング・ザ・ランド』以来、2年ぶりに復帰します。
tvNの新しい土日ドラマ『テプン商事(Typhoon Family)』(演出:イ・ナジョン、キム・ドンフィ、脚本:チャン・ヒョン、企画:スタジオドラゴン、制作:イマジナス、スタジオPIC、トリスタジオ)は、1997年のIMF危機の中で、社員もお金も売るものもない貿易会社の社長になってしまった初心者サラリーマン「カン・テプン(강태풍)」の奮闘成長記を描きます。韓国を襲った危機によって世界が終わったかのように感じられた時期にも、自分の場所を守り続け、人生を止めなかった普通の人々の熱い生存記を通じて、今日の困難な瞬間を過ごしている誰かに温かい慰めと勇気を提供することを目指しています。
この中で、『テプン商事』側はカン・テプン(강태풍、イ・ジュノ)の2枚目のポスターを公開しました。「浪漫の1997年」ポスターが親世代から無償で受け取った富と自由を享受し、それを浪漫と楽しんでいた青春カン・テプンのIMF以前を描いていたとすれば、今回公開された「危機の1997年」ポスターは巨大な嵐のように襲った時代的な困難の中でも、嵐のような気概で進む初心者社長カン・テプンのIMF以降を示しています。
画像の中でカン・テプンがいるのは、まさにテプン商事(Typhoon Trading)のオフィスの真ん中。散らばったオフィスの風景とIMF事態を報じた新聞は、その時の現実をそのまま表しています。しかし、カン・テプンの顔には揺るぎない気概が漂っています。「救済金融」という暗いヘッドラインの新聞をしっかりと握りしめ、微笑む彼には、恐ろしい危機にも屈しないという意志が強く表れています。ここに「俺はカン・テプン。崩れたのは時代であって、俺ではない」というコピーは、挫折ではなく突破で立ち向かう「テプン精神」を象徴的に表しています。
共に公開されたティーザー映像は、この気概をさらに爆発させます。床に落ちた無数の新聞と、テレビから流れるニュースは崩れた時代の空気を生々しく伝えます。しかし、その経済的カオスの時期にもカン・テプンは新聞を握りしめ、しっかりと立ち上がります。その強いオーラによって、短い映像だけでも胸が熱くなる生存記がより強烈に脳裏に刻まれます。
制作陣は「今回の『危機の1997年』ポスターとティーザー映像には、崩れた時代の中でも屈しなかった青春の精神を凝縮して込めました」とし、「カン・テプンの堂々たる顔から、その時代を生き抜いた多くの普通の人々の勇気を共に思い起こしていただければと思います」と伝えました。
tvNの新しい土日ドラマ『テプン商事』は、『暴君のシェフ』の後続として、10月11日土曜日の夜9時20分に初放送されます。
キム・セア テンアジア記者 haesmik@tenasia.co.kr