先日27日に放送されたtvNのバラエティ番組『ユ・クイズ・オン・ザ・ブロック』には、映画『ケイポップ・デーモン・ハンターズ』のメギ・カン監督とビル・ゲイツが出演し、様々な話を披露しました。
スタジオにビル・ゲイツが登場すると、ユ・ジェソクは「本当に理事長にお会いできるとは思いませんでした。正直、家族の栄光です。我が家では理事長にお会いできると大騒ぎでした」と口を開きました。チョ・セホも「両親が喜んでいました」と付け加えました。
39歳で世界一の富豪となったビル・ゲイツは、2000年から慈善事業を始めました。その理由について、ビル・ゲイツは「誰もが親から価値観を多く形成されます。私の両親は非常に裕福ではありませんでしたが、寄付も行い、奉仕も多くされていました」と説明しました。
彼は「成功した後、母がいくつかの宗教書に出てくる言葉を教えてくれました。『与えられたものが多いほど、それに伴う責任と義務がある』と言われました。マイクロソフトを作るときに全てのエネルギーと才能を注ぎ込んだように、第二のキャリアでは富を社会に還元し、貧困層のための革新に力を注ごうと考えました」と付け加えました。
ユ・ジェソクは「幼い頃に聞いたお母様の言葉を今でも実践されているのは本当に素晴らしいことだと思います。とてもかっこいいです」とし、「今年5月に2045年までに全財産の99%である280兆ウォン、約2000億ドルを社会に還元するとおっしゃいましたよね」と話しました。
これに対しビル・ゲイツは「本当に運が良かったです。会社の持ち株が大きな価値を持つようになりました。そのお金を自分のために使うつもりはありません。子供たちが家業を継ぐことも望んでいません。自分の力でお金を稼ぎ、自分の道を見つけるべきだと思います。だからこそ、私に残されたものは社会に返すべきだと考えました」と説明しました。彼は「長い時間をかけて考えました。このお金でどんな意味のある影響を与えられるのか、子供たちはなぜ死ぬのか、私たちはうまく対処しているのか、などの質問をし始めました。しかし、そうではありませんでした。そこに焦点を合わせることにしました」と説明しました。
ユ・ジェソクは「何気なくおっしゃっていますが、全財産の99%を寄付するというのは素晴らしいことです。これまでに寄付され、貢献された金額も140兆ウォンで、決して少なくありません。それにもかかわらず、このような決断をされたことに対して、素晴らしいという言葉では表現しきれないほどです」と敬意を表しました。