1957年に設立されたレコーディング・アカデミーは、アーティスト、作詞家、プロデューサー、エンジニアなど音楽業界の声を代弁する団体で、1959年から「グラミー賞」を主催しています。毎年、アーティストや音楽産業従事者を対象に会員登録申請を受け付け、同僚評価を通じて新規会員を選定します。
イ代表が登録されたプロフェッショナル会員は、総合プロデューサー、ジャーナリスト、音楽大学教授、レーベルの高位関係者などが資格基準であり、音楽産業内での経歴と専門性が認められる必要があります。プロフェッショナル会員には、グラミー賞の出品作を提出し、グラミー規定の改正を提案する権限が与えられます。
イ代表は、グローバル市場でのK-POPの影響力拡大など、音楽産業で中枢的な役割を果たしてきました。2018年にハイブの前身であるビッグヒットエンターテインメントに合流したイ代表は、ハイブ最高戦略責任者(CSO)、ハイブアメリカ代表などを歴任し、イタカホールディングスの買収など多数の戦略的投資およびグローバル事業拡大を牽引しました。その後、昨年9月にハイブ代表取締役に就任したイ代表は、ハイブの新成長戦略「ハイブ2.0」を主導しています。今年5月には、パン・シヒョク(Bang Si-hyuk)ハイブ会長、カ・ジョンヒョン(Kah Jong-hyun)ハイブラテンアメリカCEOと共に「2025ビルボードグローバルパワープレイヤーズ」に選ばれました。
一方、先月には、ボムジュ(Beomju)、ジコ(Zico)、セブンティーンのウジ(Woozi)・バーノン(Vernon)、トゥモローバイトゥゲザーのヨンジュン(Yeonjun)、エンハイプンのジョンウォン(Jungwon)、ルセラフィムのホ・ユンジン(Heo Yunjin)、KATSEYE(キャッツアイ)とプロデューサーのスローラビット(Slow Rabbit)、スプリームボーイ(Supreme Boi)、ワンダーキッド(Wonderkid)など、ハイブミュージックグループのアーティストおよびプロデューサー16人がレコーディング・アカデミーの新しい投票会員(Voting member)に選ばれました。以前には、パン会長と防弾少年団(BTS)のメンバー7人、プロデューサーのPdogg(ピドッグ)も投票会員として登録されています。投票会員には、グラミー賞受賞者を決定する投票権が与えられます。