《テンアジアのATAフレンズ》
涼しい秋の日を美しく彩る『ATAフェスティバル2025』の出演者を詳しく見ていきましょう。フェスティバルのラインナップをしっかり把握して楽しむ準備はできていますか?
バンド、ペパートーンズがフェスティバルの現場に続き、放送界でも活躍しています。22年目を迎え、新たな姿を見せる一方、これまで積み重ねたステージ経験を後輩たちに伝え、バンドブームを続けています。
ペパートーンズは、常にステージで観客と呼吸を合わせ、自分たちの音楽的な色を築いてきました。2012年からクラブツアーを続けてきた彼らは、今年も全国各地を回りステージを披露しました。先月26日から27日にかけて行われたインチョン・トライボウル公演を最後に『2025ペパートーンズクラブツアー』を成功裏に終え、全国6都市で計8回の公演を全席完売で締めくくりました。
最近では、放送人のチョ・ヘリョンと手を組み、プロジェクトグループ『メカニズム』を結成し、新たな挑戦を見せました。メカニズムは、放送人ユ・ジェソクのYouTubeコンテンツ『핑계고』を通じて誕生し、『第2回핑계고授賞式』で同じテーブルに座った縁が音源発売につながりました。彼らのコラボレーションは大衆に新鮮だという反応を得て、これを機にペパートーンズの音楽により関心を持つ人々も増えました。既存のファンには、ダンスをするなど新たな姿を見せるきっかけとなりました。ペパートーンズのメンバーが作曲した『고장난 타임머신』、『나 요즘 파이 됐대』は、チョ・ヘリョンのボーカルの魅力を一層引き立てたという評価です。
後輩の育成にも積極的です。イ・ジャンウォンは、10月に放送予定のMnetバンドサバイバル『スティールハートクラブ』のディレクターとして参加します。彼は数多くの公演を通じて積み上げた経験を基に、青春バンドの参加者たちにカスタマイズされたフィードバックを伝える予定です。音楽性とステージ経験はもちろん、ユーモアのあるトークも兼ね備えているため、ディレクターとしての活動に期待が高まります。
今年でデビュー22年目を迎えたペパートーンズは、国内のバンドブームが本格化する前から活動を続け、シーンをリードしてきました。ペパートーンズは、様々なフェスティバルのステージを輝かせ、バンド文化の拡散に貢献した主役の一つです。特にロマンチックな雰囲気を高める『21世紀のある日』は、発売されてから10年以上経った今でもフェスティバルの現場で大きな愛を受けています。9月27日にナンジハンガン公園で開催されるATAフェスティバルにも出演する予定です。
『幸運を祈ります』の歌詞のように『きらきらと眩しい』日々を送っているペパートーンズが見せる音楽の世界に関心が集まっています。
キム・ジウォン テンアジア記者 one@tenasia.co.kr