イム・ユナとアン・ボヒョン主演の『悪魔が引っ越してきた』が本日(6日)初公開を控えている。そこで、予備観客の期待感を高める観覧ポイントTOP3を紹介する。
◆ イム・ユナとアン・ボヒョンの新たな顔発見
韓国映画界に新しい俳優たちの登場が停滞していた中、イム・ユナとアン・ボヒョンが新たな中心軸となる可能性を『悪魔が引っ越してきた』で示す予定だ。イム・ユナは『悪魔が引っ越してきた』で1人2役を演じ、昼と夜で180度異なる顔を自然に表現する。悪魔の登場から映画後半の悪魔の秘密が解かれる過程まで、イム・ユナの演技がイ・サングン監督の演出と出会い、韓国映画で見られなかった新しく愛らしいキャラクターの誕生を見せる予定だ。アン・ボヒョンは『EXIT』のヨンナム(チョ・ジョンソク)に続き、青年無職ギルグ役を引き継いだ。アン・ボヒョンは自ら得意なことを探し出すギルグの姿を通じて、現代の20〜30代の青年たちの共感を刺激する予定だ。さらに、2人のキャラクター間のロマンスは、イム・ユナとアン・ボヒョンの特技披露のような演技ショーで見ることができ、劇的な楽しさを加える予定だ。
◆ 『EXIT』イ・サングン監督の純粋無害な演出
今夏の劇場最後の韓国映画のバトンを引き継ぐ『悪魔が引っ越してきた』が本日(6日)試写会を通じて初公開される。『悪魔が引っ越してきた』はローンチ段階から『EXIT』の興行神話を成し遂げたイ・サングン監督の演出カムバック作として注目されてきた。『EXIT』がメロドラマ、迷惑キャラクター、悪役など韓国型災害ブロックバスターのクリシェをすべて取り除き、新鮮な演出で脚光を浴びたように、『悪魔が引っ越してきた』もイ・サングン監督独自の演出スタイルに観客の期待感が集まっている状況だ。『悪魔が引っ越してきた』は監督特有の純粋で無害な演出で観客を魅了するというのが映画側の説明だ。
◆ 伏線回収までしっかりと
1か月で初稿を完成させ、イ・サングン監督の引き出しの中で世間に認められるのを待っていた『悪魔が引っ越してきた』のシナリオは、『EXIT』で成功的なデビュー後、ついに日の目を見ることになった。2014年から磨き上げてきた『悪魔が引っ越してきた』のシナリオは、時間が経つにつれてさらに繊細で、さらに堅固になった。これにより、観客は映画を観る際、この作品がかなり多層的な物語で完成されていることを感じることができる。例えば、悪魔(イム・ユナ)がなぜ夜ごとにおしゃれを頑張るのか、ギルグ(アン・ボヒョン)がなぜ様々な運動種目を習得したのか、ジャンス(ソン・ドンイル)がなぜ引っ越しを頻繁にしたのか、ジャンスがなぜ悪魔に敬語を使うのかなど、劇中に流れるように出てきた伏線が映画観覧中にきれいに回収されるスリルを体験できる。
『悪魔が引っ越してきた』は、夜ごとに悪魔として目覚めるソンジ(イム・ユナ)を監視する奇想天外なアルバイトに巻き込まれた青年無職ギルグ(アン・ボヒョン)の奮闘を描いた悪魔憑きコメディ。8月13日に劇場公開される。
キム・ジウォン テンアジア記者 bella@tenasia.co.kr