ウッズ、軍服務を終えてカムバック!「ドロウニング」の熱気を引き継ぐか

デビュー11年目にしてキャリアの転機を迎えた歌手ウッズが帰ってきた。軍服務を終えた彼が「ドロウニング」の熱気を引き継ぐか注目が集まっている。

ウッズ(WOODZ・チョ・スンヨン)は21日、軍服務を終えて社会に復帰した。ウッズは昨年1月に入隊し、陸軍士官学校の軍楽隊に所属して服務した。服務期間中、過去に発表した自作曲が遅れて人気を集め、逆走神話を作った。

KBS2「不朽の名曲」に出演したことが逆走のきっかけとなった。昨年10月、「不朽の名曲」国軍の日特集ステージに出演した彼は、軍服を着て「ドロウニング」(Drowning)を熱唱した。軍服姿、普段のステージとは異なる化粧気のない顔、流れる汗など様々な要素が相まって注目を集めるステージを完成させた。ステージを楽しむ同僚の国軍将兵たちの姿も雰囲気を盛り上げた。この映像は再生回数1761万回を記録した。

ウッズ、軍服務を終えてカムバック!「ドロウニング」の熱気を引き継ぐか

このステージ映像が口コミで広まり、音源の人気につながった。その結果、「ドロウニング」は国内音源ストリーミングプラットフォームMelonの「トップ100」チャートで1位を獲得した。音楽番組でも1位に輝いた。

ウッズは2014年にグループUNIQでデビューしたが、目立った成果を上げることはできなかった。その後、X1で再デビューしたが、プログラムが順位操作疑惑に巻き込まれ、グループ活動が頓挫した。その後、シンガーソングライターとしてソロ活動を続けてきた。彼は「パラッケ」、「チェイサー」(Chaser)、「ナン ノ オプシ(I hate you)」、「ジャーニー」(Journey)など、自分だけの色彩が鮮明な曲を発表した。

ウッズ、軍服務を終えてカムバック!「ドロウニング」の熱気を引き継ぐか

ウッズの逆走は単にSNSのアルゴリズムのおかげではないというのが業界の評価だ。実力とパフォーマンスが支えられていたからこそ可能だったという意味だ。アイドル出身アーティストが軍服務中に実力と曲のクオリティでキャリアを再定義した例は珍しい。ウッズはデビュー12年目を迎えた時点まで一貫して自分だけの音楽を続けてきたからこそ、今日の成果に到達することができた。

ウッズは除隊前から国内外の主要公演出演が確定しており、復帰後本格的な活動に拍車をかける。ウッズは今月27日、「2025 SBS 歌謡大戦サマー(SUMMER)」で活動を開始する。8月には日本最大の音楽フェスティバル「サマーソニック2025(SUMMER SONIC 2025)」のステージに立つ。

チーム解散などの紆余曲折を経てソロミュージシャンとしての地位を確立した彼は、「ドロウニング」のヒットで大衆性と音楽性の両方を認められた。除隊後初のアルバムに対する期待が高まる中、「ドロウニング」の人気を長期的なキャリアに繋げることができるかが鍵となる。