イ・ジョンソクとムン・ガヨンが息の合った演技を見せ、初の共演を成功に導いた。『ソチョドン』はイ・ジョンソクの3年ぶりの復帰作であり、初回の視聴率は全国平均4.6%を記録し、今年のtvN土日ドラマの中で最高のスタートを切った。
昨日(20日)放送されたtvN土日ドラマ『ソチョドン』第6話では、一言で泣き笑いするオ・ビョンジャスのアン・ジュヒョン(イ・ジョンソク)、カン・ヒジ(ムン・ガヨン)、チョ・チャンウォン(カン・ユソク)、ペ・ムンジョン(リュ・ヘヨン)、ハ・サンギ(イム・ソンジェ)の姿が描かれた。
これにより、第6話の視聴率は首都圏で平均6.1%、最高7.6%、全国で平均6.1%、最高7.3%を記録し、首都圏と全国の両方で自己最高記録を更新し、ケーブルおよび総合編成チャンネルで同時間帯1位に輝いた。tvNのターゲットである2049男女視聴率でも、首都圏と全国の両方でケーブルおよび総合編成チャンネルで同時間帯1位を獲得した。(ケーブル、IPTV、衛星を統合した有料プラットフォーム基準 / ニールセンコリア提供)
顧問キム・ヒョンミン(ヨム・ヘラン)の提案で協力することになったアン・ジュヒョンとカン・ヒジは、クラブの社長イ・ドンス(ホ・ヒョンギュ)に暴行された社員チョン・ミンギュ(パク・テリン)を助けようとして、逆に不当解雇されたというクラブDJカン・チャンジュン(イ・ジョンイン)に会い、事情を把握した。不当解雇を証明する証拠を探しクラブに潜入したアン・ジュヒョンとカン・ヒジは、チョン・ミンギュに会い証言を求めた。続いて、職を失うことを恐れて証言を拒否するチョン・ミンギュに「助けが必要なら連絡して」と温かい手を差し伸べた。
アン・ジュヒョンとカン・ヒジは不当解雇を証明する様々な証拠を提示し、裁判の流れを主導し、ついに勝訴を勝ち取ることに成功した。共に手を合わせて作り上げた初の勝訴であるだけに、アン・ジュヒョンとカン・ヒジは互いを見つめ微笑み、温かさを感じさせた。
ハ・サンギは昨夜、高位層の子弟たちのロースクール進学に関する問題を提起する記事の名前のために苦難の時間を過ごしていた。詳細な事情を話すのが難しかったハ・サンギは結局沈黙を選び、チョ・チャンウォンはすべてを打ち明ける自分とは異なり、内心を隠すばかりのハ・サンギに不満を感じ、次第に距離を置くようになり、オ・ビョンジャスの間にも苦い沈黙が漂った。
それでもチョ・チャンウォンは退勤途中にも取材に苦しむハ・サンギをかばい、変わらぬ義理を見せた。自分を気遣ってくれる友人たちのためにも、これ以上逃げることはできないと考えたハ・サンギは勇気を出し、誰にも話したことのなかった自分の過去を世間に公開した。秋に働かなければ春に学校に通えないほど貧しかった学生時代をすべて打ち明けた後、一人で寂しい涙を流すハ・サンギの姿は、見る者の心をも打たれた。
オ・ビョンジャスもそれぞれの秘密を一つずつ打ち明け、独自の方法でハ・サンギを慰めた。元彼女の離婚訴訟を担当しているというアン・ジュヒョンから、接見弁護士をしているというチョ・チャンウォン、妊娠6週目というペ・ムンジョンと、すべてを知っていたというカン・ヒジまで、様々なエピソードが飛び出した。誰かに知られたら世界が崩れるかのように思えた悩みも、打ち明ける存在がいれば心の負担が軽くなるように、オ・ビョンジャスは普段通りにクッパを食べながら変わらぬ友情を見せた。
長い悩みの末、ペ・ムンジョンは夫キム・ジソク(ユン・ギュンサン)にも妊娠の事実を打ち明けた。子供を歓迎しないのではないかと恐れていたことが無意味に、キム・ジソクは涙まで流し感動し、ペ・ムンジョンはようやく明るい笑顔を見せた。子供が来るというときめきに浸った予備の母親と父親の愛らしい愛情行動が視聴者の心も浮き立たせた。
これと共に、初の協力訴訟を勝訴で終えたアン・ジュヒョンとカン・ヒジの関係にも以前とは異なる雰囲気が漂った。初の協力記念勝訴の打ち上げのために集まった二人は、自分の話を一つずつ打ち明けながら互いについて知っていった。10年前の香港でそうだったように、地下鉄に並んで座り互いを意識するアン・ジュヒョンとカン・ヒジの妙なテンションが心拍数を高めた。初々しかった過去を経て10年後に再会した二人の関係がどのように変化するのか、期待が高まっている。