『グッドボーイ』、衝撃のアッパーカットで完璧なフィナーレを迎える


JTBCの『グッドボーイ』が不正に満ちた世界に衝撃のアッパーカットを放ち、『グッド』エンディングを完成させた。最終回の視聴率は全国で8.1%、首都圏で7.7%を記録し、自己最高記録を更新した。

『グッドボーイ』最終回では、ミン・ジュヨン(オ・ジョンセ)が自ら作り上げたインソン市カルテルを崩壊させることを決意した。高位官僚と『グッドベンジャーズ』を全て排除するために大規模な毒ガステロを引き起こしたのだ。あらゆる不正が横行する世界で、対抗して勝つ方法はただ一つ、「誰も反論できない完璧なKO勝ち」だけだった。強力特殊チーム、ユン・ドンジュ(パク・ボゴム)、ジ・ハンナ(キム・ソヒョン)、キム・ジョンヒョン(イ・サンイ)、コ・マンシク(ホ・ソンテ)、シン・ジェホン(テ・ウォンソク)は全力で人々を救い出した。
『グッドボーイ』、衝撃のアッパーカットで完璧なフィナーレを迎える

残るはミン・ジュヨンの逮捕だった。『グッドベンジャーズ』は最後の脱出を試みた彼を逃さなかった。それぞれ朝鮮族暴力団ボスのペク・ソクチュン(アン・セホ)、ロシアマフィアのミシャ(マクシム)、セキュリティチームのチャン室長、そしてミン・ジュヨンを狙う日本のヤクザなど、悪のカルテルと激しい格闘戦を繰り広げ、次々と敵を制圧した。ついにミン・ジュヨンを見つけたユン・ドンジュは衝撃のアッパーカットを放った。終わりを予感したミン・ジュヨンが全てを諦めて海に身を投げた時、ためらうことなく飛び込み、「大韓民国のゴミは大韓民国の公務員が片付けるべきだ」と言いながら水中で手錠をかけた。ミン・ジュヨンは結局、ユン・ドンジュのボクシング後輩イ・ギョンイル(イ・ジョンハ)に自分がしたことと同じように、誰かの指示を受けた看守により獄中で殺害され、死を迎えた。

「命を懸けてインソン市を救った英雄たち」として勲章まで受けた特殊チームは、時が経ちそれぞれの場所で人生の第2幕を始めた。ユン・ドンジュはパンチドランカーの治療を受けながら、ささやかな日常で安定を取り戻し、回復したチョン・ミジャ(ソ・ジョンヨン)と本当の母と息子として互いを受け入れ、温もりを分かち合った。ユン・ドンジュの恋人ジ・ハンナは警察特攻隊の制服を着て、別の作戦に投入され使命感を続けた。キム・ジョンヒョンはフェンシング地域代表選抜戦に復帰し、再びピストに立った。コ・マンシクは昇進と共に末っ子の妊娠の知らせまで重なり、喜びが倍増した。シン・ジェホンは家族と共に愛国歌を歌い、頼もしい父親であり警察官として誇りに満ちた日常を送っていた。こうして『グッドベンジャーズ』は誰も反論できない完璧な勝利を手にし、「私たちは皆チャンピオン(We are the Champions)」という叫びに最もふさわしい『グッド』フィナーレを完成させた。

テ・ユナ テンアジア記者 youyou@tenasia.co.kr