17日、ソウル鍾路区三清洞に位置するカフェで映画『全知的読者視点』のイ・ミンホとのインタビューが行われた。この日、イ・ミンホは白いTシャツにジーンズだけでも独特のオーラを放っていた。少し寒い室内に備えて黒いアウターを羽織り、さらにスタイルを引き立てた。
『全知的読者視点』は、10年以上連載された小説が完結した日に小説の世界が現実となるファンタジーアクション映画である。イ・ミンホは映画の中で小説の主人公ユ・ジュンヒョク役を演じた。
イ・ミンホは『全知的読者視点』で10年ぶりに映画界にカムバックした。スクリーンに久しぶりに復帰するイ・ミンホは特別なプレッシャーを感じていることだろう。さらに、前作の500億ウォンの大作『星たちに尋ねて』が興行に失敗し、そのプレッシャーはさらに大きくなった。『全知的読者視点』も300億ウォンの大作である。
これに対し、イ・ミンホは「『星たちに尋ねて』は19年間のキャリアの中で最も良くない成績を収めた作品だ。多くの試みと挑戦があった作品で、その過程は長かった」と語った。
さらに「『全知的読者視点』が当然うまくいってほしい。ウェブトゥーン原作のファンが多く、少しプレッシャーを感じ、心配もある。しかし、それでも彼らを説得するのが俳優の仕事ではないか。過程に忠実でありたい」と答えた。
一方、『全知的読者視点』は23日に韓国と台湾で公開される。その他にも30日にインドネシア、31日に香港・タイ・シンガポール・マレーシア・オーストラリア・ニュージーランド、8月1日にアメリカ・カナダ・ベトナム、8月5日にカンボジア、8月6日にフィリピンなどで公開される。