Netflixアニメ「ケイポップ デーモン ハンターズ」OST、ビルボードホット100チャートブーム
넷플릭스オリジナルアニメーション『ケイポップ デーモン ハンターズ』(以下、ケデホン)のOSTがビルボードメインチャートで旋風を巻き起こしている。

14日(現地時間)、ビルボードが公開した19日付の予告記事によると、ケデホンの中の仮想ガールグループ「ハントリックス」の曲『Golden』(ゴールデン)がビルボードメインシングルチャート「ホット100」で6位にランクインした。先週の23位からなんと17ランク急上昇した成果で、ストリーミング数は1,880万回(前週比39%増加)、ラジオ聴取者数は95万人、販売量は3,000枚を記録した。Kポップを標榜する仮想アーティストグループがこのような成績を収めるのは異例である。

特に、Kポップグループの中では、グループ「バンタンソニョンダン」(방탄소년단)だけがホット100トップ10に入ったことがある。バンタンソニョンダンは『Dynamite』(ダイナマイト)、『Butter』(バター)などで同チャート1位に輝いたことがあり、1位曲は6曲を保有している。

Netflixアニメ「ケイポップ デーモン ハンターズ」OST、ビルボードホット100チャートブーム
ただし、グループ「ブラックピンク」(블랙핑크)でさえホット100トップ10にランクインしたことはない。ブラックピンクは2020年に発売した『Ice Cream』(アイスクリーム)で同チャート13位にランクインし、これはブラックピンクが保有する最高記録である。それもポップ歌手セレナ・ゴメスの支援を受けた結果だった。直前の最高成績は『How You Like That』(ハウ ユ ライク ザット)でトップ100の33位だった。

実在するKポップグループを超える仮想ガールグループが善戦している中、該当曲を実際に誰が歌ったのかに対する関心も急増している。『Golden』の実際の歌唱者は全員韓国系アメリカ人で、ルミのパートはSMエンターテインメント練習生出身で作曲家のイ・ジェ(EJAE・김은재)が担当した。ミラはヒップホップ・R&B基盤のシンガーソングライター、オードリー・ヌナ(Audrey Nuna・추해원)が担当し、ジョイのボーカルはヒップホップとエレクトロニック歌手のレイ・アミ(Rei Ami・이예은)が担当した。

劇中でハントリックスと対立するKポップボーイグループ「サジャボーイズ」もグローバルチャートで強勢を見せている。

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『ケイポップ デーモン ハンタース』は、Kポップスーパースターのルミ、ミラ、ジョイが昼はステージ上のスターとして、夜は世界を救うヒーローとして二重生活を繰り広げる物語を描いたアクションファンタジーアニメーションで、グローバル旋風を巻き起こしている。

チェ・ジイェ テンアジア記者 wisdomart@tenasia.co.kr