イ・ドンウク、オ・ナラ、リュ・ヘヨン、チョン・ホジンのスチールカットが公開された。
JTBC『優しい男』(演出:ソン・ヘソン、パク・ホンス、脚本:キム・ウンギョン、キム・ヒョソク、提供:SLL、制作:ハイブメディアコープ、ハイグラウンド)側は8日、パク・ソクチョル(イ・ドンウク役)と切っても切れない関係のパク・ソッキョン(オ・ナラ役)、パク・ソクヒ(リュ・ヘヨン役)、パク・シルゴン(チョン・ホジン役)のスチールカットを公開した。
『優しい男』は、3代にわたるヤクザ一家の長男であり意外な純情を持つパク・ソクチョルと、歌手を夢見る彼の初恋カン・ミヨン(イ・ソンギョン役)が繰り広げる感性ノワールだ。大切な人のために全てを投げ出した二人の熱い愛、厳しい現実を乗り越え夢を追い求める過程が、温かい笑いの中に深い感動を与える。
映画『パイラン』『高齢化家族』『私たちの幸せな時間』などを通じて繊細な演出力を見せたソン・ヘソン監督と、ドラマ『人間失格』のパク・ホンス監督が演出を担当し、期待を高める。さらに、『ユナの街』『ソウルの月』『青い鳥はいる』などで大きな愛を受けたキム・ウンギョン作家と映画『野党』のキム・ヒョソク作家が意気投合する。
また、映画『ソウルの春』『野党』『南山の部長たち』『ただ悪から救ってください』『内部者たち』などの作品を通じて堅実な企画力と制作力を認められた制作会社ハイブメディアコープの初ドラマという点で期待感を高める。何よりもイ・ドンウク、イ・ソンギョン、パク・フン、オ・ナラ、リュ・ヘヨン、チョン・ホジンなど信頼して見られる俳優たちが織り成す感情線の濃い熱演に期待が集まる。
現実の兄妹ケミストリーから父子の後悔の物語まで織り成すイ・ドンウク、オ・ナラ、リュ・ヘヨン、チョン・ホジンの『本物』家族シナジーも見逃せない観戦ポイント。この日公開された写真は、風のない日がないパク・ソクチョルファミリーの個性あふれる姿で視線を引きつける。オ・ナラは言葉も多くトラブルメーカーの『パク・ソッキョン』を演じる。パク・ソッキョンは結婚と事業に失敗した後、賭博場に飛び込んだが、これも失敗し借金だけを抱えたまま弟たちに引かれて家に戻る人物。決して憎めないパク・ソッキョンの魅力を引き出すオ・ナラの活躍が期待される。
三兄妹の末っ子であり最高のエリートとされる『パク・ソクヒ』を演じるリュ・ヘヨンの毅然とした眼差しも目を引く。看護師である彼女はしっかりしていて真っ直ぐな性格で家族の誇りだ。そんなパク・ソクヒにも夢と現実の間で選択の瞬間が訪れるという。特別な家族たちのオーラにも負けない根性とパク・ソクヒだけの複雑な内面を繊細に描くリュ・ヘヨンの変身に注目が集まる。
『パク・ソクチョルファミリー』の柱『パク・シルゴン』はチョン・ホジンが演じる。乱れのないスーツ姿で中折れ帽を持ったパク・シルゴンはヤクザの世界から一歩退いたが、依然としてカリスマが際立つ。パク・シルゴンはかつて全国区のヤクザとして名を馳せ、一生侠客を自称して生きてきたが、今は田舎に隠れて畑を耕すのが日常の人物。息子までヤクザの世界に押し込んだ自分の選択を後悔する。家長の重さと苦悩を現実的に描く『信頼して見られる俳優』チョン・ホジンの熱演も期待を高める。
イ・ドンウクは「とても素晴らしい俳優たちなので説明は必要ないと思う。家族として演じられて幸せだった」と演技の呼吸を期待させた。ソン・ヘソン監督も「ドラマは俳優がキャラクターにどれだけ合っているかが重要だが、『優しい男』はその面で全ての俳優に借りながら撮った作品だ。オ・ナラ俳優とリュ・ヘヨン俳優は作品の明るい部分を担った。チョン・ホジン俳優は父親としてのペーソスをよく表現してくれた」と特別な信頼と愛情を示した。
一方、JTBC金曜シリーズの幕を開ける『優しい男』は、18日(金)夜8時50分に初放送され、毎週金曜日に2話連続放送で視聴者に週末の始まりを知らせる予定だ。
キム・セア テンアジア記者 haesmik@tenasia.co.kr