1960年生まれのイ・ギョンギュ(Lee Kyung-kyu)が薬物運転の疑いで検察に送致されました。
2日、ソウル江南警察署は処方された薬を服用した状態で運転した疑い(道路交通法違反)でイ・ギョンギュを不拘束送致したと発表しました。
イ・ギョンギュは先月8日午後2時頃、ソウル江南区論峴洞で薬物を服用した状態で運転した疑いを受けています。
イ・ギョンギュは同日午後、江南区のある室内ゴルフ練習場で自身の外国車と同じ車種の他人の車両に乗って移動したことが知られています。当時、該当車両の車主は車両盗難の疑いで通報し、警察の調査の結果、駐車管理員のミスで車両が誤って渡された事実が確認されました。
しかし、この過程で警察はイ・ギョンギュを対象に簡易試薬検査と国立科学捜査研究院の精密検査を行い、両方の検査で薬物陽性反応が出たことが明らかになりました。その後、警察はイ・ギョンギュを被疑者の身分に転換しました。
警察はイ・ギョンギュの陳述と共にCCTV、ブラックボックス記録などを分析し、CCTVにはイ・ギョンギュが運転していた車両が接触事故を起こす場面が捉えられたと伝えられています。
イ・ギョンギュは先月24日、警察に出頭して調査を受け、「パニック障害の薬を服用した状態で運転してはいけないという点を十分に認識していなかった」と述べ、疑いを否認しました。
イ・ギョンギュの所属事務所ADGカンパニーも先月26日、「本人の不注意でご心配をおかけした点を深く反省しており、処方薬の服用の有無にかかわらず、健康が良くない状態で運転してはいけないという点を重く受け止めている」と明らかにしました。続けて「事故は普段服用していたパニック障害の薬と風邪薬を一緒に飲んで病院の診療のために移動中に発生したことですが、より慎重であるべきだったことを認め、再発防止を約束します」と述べました。
イ・ソジョン テンアジア記者 forusojung@tenasia.co.kr