結婚を控えたカップル、パク・ハナ(박하나)とキム・テスル(김태술)の日常が初めて公開されました。
6月30日に放送されたSBSのバラエティ番組『同床異夢シーズン2-君は私の運命』(以下『同床異夢2』)の首都圏家庭視聴率は3.6%で、先週より上昇し、同時間帯のバラエティ番組で1位を獲得しました。瞬間最高視聴率は4.8%に達しました。
この日の放送では、デビュー22年目の女優パク・ハナとバスケットボール界を代表するスター選手として愛されたキム・テスルが、結婚を控えたカップルの日常を初めて公開し、注目を集めました。パク・ハナは「運命だと思う」とし、「私が一生懸命生きてきたからこそ、心にぴったりのパートナーに出会えた」と愛情を示しました。お互いを「パートナー」と呼び合う二人。
キム・テスルはパク・ハナについて「私のパートナーはとても温かい人で、情が深く、周りの人もよく気にかけてくれる美しい人だ」と表現し、パク・ハナを笑顔にしました。パク・ハナも「パートナーはとても優しく賢く、かっこいい。ハンサムだ」と甘い眼差しを見せました。これまでにない甘い雰囲気に、MCのキム・スクは「今まで異夢はないようだ」とコメントしました。
パク・ハナが住んでいた二階建ての家に新婚の家を構えた二人は、ペットのインコ3羽と一緒に生活していました。この日、『料理の達人』パク・ハナが家庭料理を手早く作る間、キム・テスルは洗濯物をきちんと整理し、感嘆を呼びました。パク・ハナは「この男性がとても愛おしい。運動選手に対して無口で男らしいという先入観があったようだ。でも、彼は家事が得意だ」とし、「周りに『運動選手と結婚しなさい。家事が本当に上手だ』と自慢するほど」とキム・テスルを称賛しました。これに対し、バスケットボールの先輩ソ・ジャンフンは「キム・テスルが特に上手だ。みんなそうではない」と『一等新郎候補』として認めました。
パク・ハナは瞬く間に12品の料理を用意し、料理の腕前を見せました。これについてパク・ハナは「不足していることを我慢できない。一人で住んでいても豊かで健康的に食事をすることが自分への報酬だと思う」とし、幼少期の厳しい家庭環境について語りました。パク・ハナは「知らず知らずのうちに欠乏感が残っているのかもしれない。一人でいるときも豪華に食事をすることで『私は成功した』という気持ちになるようだ」と心の内を明かしました。
忙しい両親に代わって祖母の手で育てられたというパク・ハナは「家族に対する欠乏感もあり、和やかな家庭に対する幻想があった。自分だけの囲いができたらいいなという夢を長く抱いていたようだ」と付け加えました。続けてパク・ハナは「彼のおかげで毎日一度は大笑いできる。これがとても幸せだ」と語り、見る人に応援と祝福の気持ちを抱かせました。
最年少プロバスケットボール監督としてチームを率いたが、5ヶ月で解任されたキム・テスルは、その心の内を初めて告白しました。まず、キム・テスルは2014年に良い待遇を受けてチームを移籍した直後に訪れたスランプについて語りました。彼は当時、冷たい反応に苦しい日々を過ごしたとしながらも「不思議なことに傷が癒えるとともにタコができ、そのタコが私を守る鎧になった」と述べました。
彼は「私を支える言葉があるとすれば『どうせすべてうまくいく』だ」とし、「解任が決まったときも気分は良くなかったが、どうせこれも過ぎ去るものであり、また別の場所で十分にやり遂げられる人間だと知っているので、大きな打撃はなかった」と心の内を明かしました。パク・ハナは「こうした部分が彼を尊敬するきっかけだった。私だったら立ち上がれなかったと思う」と語り、キム・テスルは「辛い時間を共に乗り越えながら、彼女が良い人だと再び感じ、強くなるきっかけになったようだ」とさらに強固になった二人の愛情を示しました。これに対し、ソ・ジャンフンは「解任されても契約期間の4年間は年俸が支払われる」と強調しました。
この日、キム・テスルはプロポーズイベントを準備しました。真心が込められていましたが、やや不器用なプロポーズにパク・ハナは「感動的なプロポーズを考えていたけど、またしてくれるよね?」と言い、婚礼や結婚の贈り物にも効率性を重視し続けたキム・テスルは「でも、二度するのは効率的ではないから」と返し、笑いを誘いました。
テユナ テンアジア記者 youyou@tenasia.co.kr