リュ・ギョンス、ドラマ『未知のソウル』で深い感動を与える
俳優リュ・ギョンスが今を生きる『未来』たちに深い感動を与えた。

tvN土日ドラマ『未知のソウル』でリュ・ギョンスはユ・ミレ(パク・ボヨン役)の暗いトンネルの中の道しるべとなるハン・セジンを演じ、幅広い演技スペクトラムを見せた。ここでは、重厚な余韻を残したハン・セジン(リュ・ギョンス役)のセリフとシーンを振り返る。

◆ 第6話「偽物が本物よりも重要だってことじゃないですか、今」

根拠のない噂に怯えて線を引いてしまったミレに向けたセジンの一言。この一言は、いつも心の内を隠していたミレが自分の気持ちを逃げずに正直に見つめる勇気を与えた。
リュ・ギョンス、ドラマ『未知のソウル』で深い感動を与える

◆ 第7話「ハズレが出るかもって宝くじを削らないバカがどこにいますか?」

一度は経験したことがある、または経験しているすべての人々の不安を払拭してくれたセジン。ミレが感じている感情を単に先に経験した先輩として話してくれたセジンの言葉は、すべての人々の共感を呼び起こした。普段と変わらない淡々とした口調は、悩んでいたミレだけでなく、私たちの心の奥深くを揺さぶった。
リュ・ギョンス、ドラマ『未知のソウル』で深い感動を与える

◆ 第7話「少しでも良いこと、嬉しいこと、楽しいことを掴んでください。ミレさんも」

ミレに最も必要だった応援を淡々と伝えたセジンは、リスの車輪のように生きる現代人が見逃していることを気づかせた。特にこれまで名前を間違えていたセジンが目を合わせて正確に『ミレ』と呼んだとき、繰り返される日常の中で自分の存在を失っていたすべての人々を目覚めさせた。
リュ・ギョンス、ドラマ『未知のソウル』で深い感動を与える

◆ 第8話「もともと暗いところでよく見えるものがあるんですよ」

夜空に輝く星を見せるためにミレを連れて行ったセジン。彼独自の慰めの方法は、詰まっていた胸をすっきりさせてくれた。また、決断が難しいと言っていたミレに一緒にイチゴの成長を見ようとしたセジンからは、焦る必要はなく、自分だけを考える時間を持つようにという配慮と優しさが感じられた。
リュ・ギョンス、ドラマ『未知のソウル』で深い感動を与える

◆ 第10話「やるべきことを全部終えたら...一緒に働きませんか?アメリカで」

ソウルで孤独に過ごしていたミレに別の世界を紹介してくれたセジンは、これまでになく真剣な姿で手を差し伸べた。やるべきことを終えた後、一緒にアメリカで働こうと提案したのだ。何よりも先に行動主義ファンドに関心を示していたミレだったため、彼を思うセジンの真心を感じさせ、視聴者を歓喜させた。

このようにリュ・ギョンスは、適材適所で繊細に調整した演技でブラウン管を魅了した。おどけていながらも限りなく温かいハン・セジンを立体的に表現し、作品が伝えようとするメッセージを溶け込ませた。これにより、最後まで残り2話となった『未知のソウル』で描かれるハン・セジンの物語に期待が集まる。

リュ・ギョンス主演のtvN土日ドラマ『未知のソウル』は毎週土、日午後9時20分に放送される。

キム・ジウォン テンアジア記者 bella@tenasia.co.kr