キム・ジウォン テンアジア歌謡チーム記者が「シューティングスター」のように鮮やかに歌謡界をお届けします。
K-POPの地位が高まる中、グローバルな人気を誇るアーティストをモデルに起用する食飲料ブランドが続々と登場しています。ブランドは海外売上を伸ばし、アーティストはグローバルな影響力を広げることができるという点で、「流通業界とエンタメ業界がウィンウィンする戦略」と評価されています。
ゴンチャ、モデルにスキズのフィリックスを選定…「海外認知度拡大」18日、関連業界によると、K-POPグループ ストレイキッズのフィリックスは、9日からカフェフランチャイズブランド ゴンチャ(Gong cha)のグローバルモデルとして活動中です。以前、本紙はフィリックスがゴンチャ(Gong cha)の新しい顔になったと単独報道しました。
これまでゴンチャ(Gong cha)はイ・ジョンソク、パク・ソジュン、イ・スンギ、ソン・ガンなど俳優を中心にモデルを起用してきました。K-POPアイドルメンバーがモデルに選ばれたのは異例です。グローバルな人気を誇るアイドルをモデルにし、MZ世代はもちろん海外売上も狙う戦略と解釈されます。特にフィリックスは、該当ブランドのバブルティーを好んで飲む姿がよく目撃され、モデルにぴったりだという評価を受けました。
以前にもロッテウェルフードはグローバルな影響力が大きいアイドルをモデルに起用し、その効果をしっかりと見ました。昨年、ニュージーンズをモデルにしたゼロブランドとペペロ(PEPERO)が代表的です。ゼロブランドは昨年基準で売上高500億ウォンを達成しました。前年対比約2倍増加した数値で、その中で輸出額は10%を占めました。同じ年、ペペロ(PEPERO)の売上高は2200億ウォンに達し、海外では700億ウォン分が売れました。前年対比10%増加した金額です。
以前は国内モデルとしてのみ活動していたジンは、除隊後ジンラーメンのグローバルモデルとして領域を拡大し、オットゥギ(OTOKI)と共に歩んでいます。ジンラーメンの海外市場拡大という目標を達成するためのモデルを探していた中、国内モデルとして活動したジンをグローバルモデルに起用する案を見つけたという後日談です。
オットゥギ(OTOKI)は13〜14日、京畿道高陽で開催された防弾少年団のデビュー記念日イベント「2025 BTS FESTA」(2025 ビーティーエス フェスタ)にも公式スポンサーとして参加しました。この日、多数の外国人ファンがジンラーメンブースを訪れ、長い列が形成され、足が途絶えませんでした。
アーティストが食飲料ブランドのグローバルモデルに起用されることは、芸能事務所にとっても歓迎すべきことです。ある業界関係者は「海外でよく知られたブランドとの協業はアーティストのグローバル認知度を高め、活動の幅を広げるのに役立ちます」とし、「商品パッケージにアーティストの顔が描かれたり、店舗内外に関連イメージが活用されることで自然に大衆に頻繁に露出されるためです」と述べました。この関係者は「ファンダム基盤の消費がブランド売上に寄与し、アーティストの影響力を証明する効果もあります」と付け加えました。
キム・ジウォン テンアジア記者 one@tenasia.co.kr