歌手兼俳優のユク・ソンジェが『16年の親友』キム・ジヨンとロマンスの共演をした感想を語った。
ユク・ソンジェは、先日7日に終了したSBS金土ドラマ『鬼宮』で、悪神イムギ・カンチョリに憑依された検書官ユンガプ役で1人2役の熱演を見せた。特に、ユーモラスな演技から深い感情線まで多彩な演技スペクトラムで好評を得た。
『鬼宮』は、霊媒の運命を拒む巫女ヨリと、ヨリの初恋ユンガプの体に閉じ込められたイムギ・カンチョリが、王家に恨みを抱くパルチョクグィと対峙し、体と魂が絡み合う肉体争奪ファンタジーロマンスコメディである。
放送前の全話で同時間帯視聴率1位および1週間放送されたミニシリーズ視聴率1位(ニールセンコリア基準)を記録した。アメリカ、イギリス、フランスなど主要国を含む89カ国で1位に上り、グローバルヒットを達成した。
前作『トッケビ』、『金のスプーン』、『サンガッポチャ』などファンタジー作品で活躍し、『憑依専門俳優』というタイトルを得たユク・ソンジェは、『鬼宮』で再び強烈な魅力を見せ、終了の感想や撮影の裏話、演技に対する率直な考えを明かした。
とても残念で、まだ終了が実感できません。『鬼宮』は私にとって本当に大きな意味を持つ作品で、この作品を通じて演技に対する自信とより積極的に取り組む心構えを得ました。『鬼宮』を愛してくださった皆様に心から感謝いたします。
Q. 『イムギ』カンチョリと『人間』ユンガプを行き来する神がかった1人2役の演技で好評を得ました。大変だった部分や良かった点はありますか?
特別な効果なしで1人2役をしなければならない点がプレッシャーでもありましたが、大きなミッションを一つずつクリアしていく気持ちで、一つ一つのシーンを撮影しながら自分の限界も克服できたと思います。特に表情、話し方、語尾まで異なる表現をする繊細な演技について多く考え研究しながら、ますます興味を感じ、完成した結果を見て誇りを感じました。
Q. 『鬼宮』が視聴率10%を突破し、9週連続1位を記録するなど大きな愛を受けました。ヒットを予想していましたか?周囲の反応はどうでしたか?
初回から多くの関心をいただき、本当にありがとうございます。認識してくださる方も増え、個人的には惜しい点や不足している点も多かったと感じますが、それでも良く見てくださり心から感謝しています。
Q. 撮影現場の雰囲気はどうでしたか?記憶に残るエピソードはありますか?
監督やスタッフの皆さんが劇中のキャラクターに対する愛情が特別だったようです。そのおかげでカンチョリの魅力がよりよく表現でき、最も頻繁に共演したキム・ジヨンさんとキム・ジフンさんとのシーンでは、お互いがより魅力的に見えるように多く助けていただきました。皆が一心同体で『鬼宮』という作品に愛情を注いだおかげで、最後まで頑張ることができたと思います。
Q. 初めての時代劇挑戦でした。今回の作品を演じて俳優として得た変化や成長はありますか?
ジャンルに対する恐れがなくなったようです。様々なジャンルが混ざった作品なので、多様な演技を経験でき、その過程で各ジャンルに対する楽しさも感じました。『これからこんな演技もできるだろう』という自信も生まれたようです。
Q. 共演した俳優たちとの呼吸はどうでしたか?
キム・ジヨンさんは台本の分析が非常に細かい俳優でした。私が見逃した部分まで一つ一つ指摘してくれ、最後の撮影まで手を抜かず集中する姿が印象的でした。キム・ジフンさんはドラマとキャラクターに対する愛情が本当に大きく見えました。相手役との関係性のためにフィードバックも多くいただき、共演する立場としてさらに劇に没頭できるようにしてくれる名俳優のようでした。
Q. 今後挑戦してみたい演技ジャンルや役柄はありますか?
いろいろとやってみたいです。ファンタジージャンルを経験したので、今度は少し平凡な田舎の青年やモノトーンのヒューマンドラマのような日常的な人物の物語も演じてみたいと思います。
Q. 最後に『鬼宮』を愛してくださった視聴者の皆様とファンの皆様に一言お願いします。
私たちのドラマ『鬼宮』をたくさん愛してくださり心から感謝いたします。『鬼宮』をご覧になった皆様、これから幸せなことばかりで、悪いことはカンチョリとヨリがすべて取り除いて差し上げます!邪悪な霊よ、退け!
ユク・ソンジェは先日7日、8日に公式SNSを通じて少年美が込められたミニ1集『All About Blue』(オール・アバウト・ブルー)のコンセプトフォトを連続で公開した。『All About Blue』は今月19日午後6時に各種オンライン音楽サイトを通じて発売される。続いて21日と22日には単独ファンコンサート『THE BLUE JOURNEY』(ザ・ブルー・ジャーニー)を開催し、ファンと会う予定である。
テ・ユナ テンアジア記者 youyou@tenasia.co.kr