エコ(Eco)とセレブリティ(Celebrity)を組み合わせた「エコブリティ」。未来のため、そして私たちが住む環境のために善行を実践するエコブリティは誰でしょうか。
ヨーロッパで「環境保護」講演を行うパク・ジンヒ
20代の頃から環境に関心を持ち始めた彼女は、2007年の「テアン油流出事故」の際には積極的に行動し、使い捨て製品の使用を減らすためにバッグにタンブラーとハンカチを常備するのは基本で、また大衆が環境への関心を深めることができるよう関連番組に出演することもありました。昨年はヨーロッパで環境に関する講演を行い、先月にはポハンで炭素中立をテーマに話をするなど影響力を続けています。
パク・ジンヒはこの日SNSにも「私たちが呼吸する空気、食卓の上の食べ物、休むことができるこの自然…実はすべて自然が先に与えてくれたもの」とし、「今日一日、私ができる環境実践を一つやってみませんか?小さく見えても、集まればかなり素晴らしい変化になります」と環境を考える姿勢を見せました。彼女は今週末のプログ(ジョギングをしながらゴミを拾う環境保護活動)イベントに参加し、11日にソウル市主催の「2025ウォーターソウルカンファレンス」に司会者として登場する予定です。
20年以上タンブラーを使用するソン・ウニ
そんなソン・ウニは昨年10月、MBCxライフタイム「地球を磨く男たち」にパネルとして出演しました。この番組は、ないものはないままに旅をすることで環境を見つめ直す「新概念ESG向け」旅行番組です。環境に深い関心を示しているソン・ウニは、当時セットまでリサイクルされたという話を聞いて内心満足そうな表情を見せました。
20年以上タンブラーとスプーンを持ち歩いていると知られるソン・ウニは、2日前に自身のSNSを通じて「風に、波に流されてきたゴミたち。私たちが無意識に捨てたものが海を汚しているので、時間があるときに拾ってきちんと処理しなければならない」とし、「次世代のために本当に何かをしなければならない」と拾ったゴミを背景に写真を撮り、環境への声を高めました。
アップサイクリングブランドを立ち上げたコン・ヒョジン
コン・ヒョジンはブランド事業を通じて捨てられた繊維をリフォームしたバックパックや靴を製作し、廃プラスチックを活用した携帯電話ケースを作るなど、自身の手先の器用さを誇りながらも「捨てられたゴミも再び美しく整えられる」という認識を大衆に植え付けました。
さらに彼女は日常生活でプラスチック使用削減とゼロウェイスト(すべての製品と包装および資材を燃やさずに再利用できるようにすること)キャンペーンなど、持続的にエコな活動を行ってきました。これを機にコン・ヒョジンはドイツのエコ洗剤ブランドのモデルに選ばれ、良い影響力を世界に広めています。
本と講演で「気候危機」克服を促すタイラー・ラッシュ
環境を考えるなら、世界的な力と努力が必要です。国内の芸能人が節約しリサイクルしても、地球を変えることは事実上難しいことです。しかし幸いにも、賢くて言語の天才と呼ばれる「アメリカ出身」のタイラー・ラッシュ(타일러 라쉬)が韓国で環境について多言語で声を上げています。
タイラーは2020年に「第二の地球はない」というタイトルの本を発行しました。幼少期から環境問題に関心があったというタイラーは、2016年からWWF(世界自然保護基金)の広報大使として活動し、環境の深刻さを伝えてきました。この本を通じてタイラーは「蛇口をひねると水が出るが、その水がどこから来たのか気にしないし、私たちが呼吸する空気がどこで作られたのか気にしない」とし、「産業と消費が自然に与える影響を考慮せず、その結果人間は気候危機を引き起こし、地球上のすべての生命体を絶滅の危機に追いやっている」と警告しました。
アメリカ出身の言語の天才が放ったこのようなイエローカードに、読者たちは「環境を考える理由は次世代のためではなく、今すぐ私たちが生きるためだと痛感させられた」との評価を出しました。またタイラーは2023年、あるフォーラムで講演者として登場し、「気候危機を解決することが夢」と目標を明確にしました。
これらの他にも、菜食主義宣言に続き毛皮の代わりにオーガニックコットンで作られた服を着用し、布ナプキンを使用するイ・ヒョリ(이효리)、紙コップと別れを告げティッシュの代わりにハンカチを持ち歩くチェ・ガンヒ(최강희)、また自転車キャンペーンの広報大使を始め環境に目覚めエネルギー節約運動に先立っているチョン・ソミン(전소민)などが環境保護のために大衆の前で影響力を発揮しています。