映画『ウイルス』、6年ぶりに公開!独特なユーモアと感動のストーリー
2019年に撮影を終えた映画『ウイルス』が、なんと6年ぶりに公開される。

28日、ソウル龍山区CGV龍山アイパークモールで映画『ウイルス』(監督:カン・イグァン)のメディア配給試写会が開催された。この場にはカン・イグァン監督、ペ・ドゥナ、キム・ユンソク、チャン・ギハが出席した。

『ウイルス』は、理由もなく恋に落ちる致死率100%のウイルスに感染したテクソン(ペ・ドゥナ)が、モソル研究員スピル(ソン・ソクク)、長年の同級生ヨヌ(チャン・ギハ)、治療薬を作れる唯一の専門家イ・ギュン(キム・ユンソク)と共にする予期せぬ旅を描いた映画だ。

映画『ウイルス』、6年ぶりに公開!独特なユーモアと感動のストーリー

この映画でペ・ドゥナは、恋愛細胞が消滅寸前のウイルスによって世界中と恋に落ちる翻訳家「テクソン」を、キム・ユンソクは「トクソウイルス」研究に専念してきた専門家「イ・ギュン」を演じた。「テクソン」の同級生で自動車ディーラー「ヨヌ」役はチャン・ギハが務めた。

この日、カン・イグァン監督は「ウイルスを素材にした映画を見ると、否定的で怖く、都市が閉鎖され、滅亡に近い描写が多い。しかし、ウイルス自体には罪はない」とし、「科学の進歩から見れば利益になるウイルスもあるので、ポジティブに人を変える側面から別のウイルスを見せたかった」と紹介した。

さらに「ストーリー自体が災害的なウイルスは、マクロな視点で進行される。個人の話というよりは、広がったウイルスを社会がどう防ぐか、解決策は何かについて語る。しかし、今回の作品は、未知のウイルスにかかった一人の女性が自分を救うために治療薬を探す個人的な視点で展開される話だ」と差別点を説明した。

映画『ウイルス』、6年ぶりに公開!独特なユーモアと感動のストーリー

キム・ユンソクは「シナリオを受け取って独特で突飛だと思った。愛なのか感染による症状なのか本人も分からない感情状態が面白かった。その部分に惹かれた」と語った。

ペ・ドゥナも「最初は突飛だと思ったが、共感できる部分があった。愛が実際にウイルスのように感染することもあり、一連の治癒過程があるのではないか。これまで刑事物やゾンビ物を多くやってきたので、明るい映画への渇望があった。シナリオ自体がクスッと笑わせるポイントがあってとても良かった。映画を撮る間中、換気されヒーリングもされた」と振り返った。

映画『ウイルス』、6年ぶりに公開!独特なユーモアと感動のストーリー

キム・ユンソクとペ・ドゥナは、なんと12歳差のラブラインで注目を集めた。キム・ユンソクは「アクションシーンであってラブシーンではないと思う。その場面でネクタイを締めていたが、ペ・ドゥナがそれを知らずに引っ張って首が絞まった」とし、「力が強かった。目眩がするまで我慢した。こんなシーンをこの年でいつやってみるか」と冗談を言った。

チャン・ギハは映画の観戦ポイントを尋ねられ、「他の映画とは異なり、独特なユーモアコードがある作品だ。クスッと笑うのが好きなら、ぜひ劇場に足を運んでほしい」とお願いした。

映画『ウイルス』、6年ぶりに公開!独特なユーモアと感動のストーリー
映画『ウイルス』、6年ぶりに公開!独特なユーモアと感動のストーリー

撮影後、なんと6年ぶりに観客と会うことになったキム・ユンソクも「嬉しい反面、怖い。映画を撮った時と、撮影後では世界が大きく変わった。防護服やPCR検査が日常になるとは誰が思っただろうか」とし、「劇場は不特定多数の人が集まって集中して笑い、話せるエネルギーに満ちた場所だ。多くの方が劇場で映画を見てほしい」と付け加えた。

『ウイルス』は来月7日に公開される。