俳優コ・ス、ドラマ『仮釈放審査官イ・ハンシン』で多彩な役柄に挑戦


1978年生まれの俳優コ・スが『仮釈放審査官イ・ハンシン』で熱演を繰り広げる予定だ。彼は彫刻のような美貌を誇り、一般に「コビッド」という修飾語を得た。

来月初放送となるtvNの新しい月火ドラマ『仮釈放審査官イ・ハンシン』(以下『イ・ハンシン』)は、良心のない人間を阻止する受刑者たちの最終審判官、「仮釈放審査官」となった弁護士イ・ハンシン(コ・ス役)のスリリングな鉄壁防御戦を描くドラマだ。『仮釈放』制度を悪用する悪人たちを阻止するイ・ハンシンの活躍が家庭劇場に爽快な快感を届ける予定だ。

『イ・ハンシン』への大衆の熱い関心、その中心には主人公イ・ハンシン役を務めるコ・スがいる。コ・スは刑務官から弁護士へ、そして弁護士から仮釈放審査官へと波乱万丈な人生の軌跡を見せるイ・ハンシンに変身する。このような中、今日(21日)『イ・ハンシン』側はイ・ハンシンの3段変化を収めたスチールカットを公開し、視聴者の注目を集めている。

公開されたスチールカットはそれぞれ刑務官、弁護士、仮釈放審査官イ・ハンシンの姿を収めている。職業に応じて、また時間の流れに応じて変わるイ・ハンシンの雰囲気が注目を集めている。

最初のスチールカットの中の刑務官イ・ハンシンからは温かい雰囲気が漂う。刑務官イ・ハンシンは自分の使命を果たし、受刑者を教化するために最善を尽くす人物だ。帽子の下から少し見えるイ・ハンシンの澄んでしっかりした眼差しが、彼がどれほど真っ直ぐな性格を持っているかを示している。

続くスチールでは弁護士に変身したイ・ハンシンの姿が収められている。「弁護士イ・ハンシン」という文字が書かれた傘を持ち、記者たちの前で誰かを保護する場面が興味を引く。刑務官時代よりもずる賢く、余裕のある彼の表情は弁護士イ・ハンシンの変わった心境を代弁している。

最後に仮釈放審査官として審査場に座っているイ・ハンシンが目を引く。書類を前に積み上げ、真剣に審査に臨む彼の姿から、受刑者の反省と教化を綿密に判断する審査官としてのカリスマがそのまま現れている。

イ・ハンシンは受刑者を教化する刑務官から、受刑者に最終判決を下す仮釈放審査官に変わる人物だ。刑務所で誰よりも受刑者を近くで見守ったイ・ハンシンが仮釈放審査官になることを決心した理由は何だったのか。また彼は仮釈放審査官として自分だけの正義をどのように執行するのか。イ・ハンシンの3段変化を収めたスチールカットで好奇心が高まる。

『仮釈放審査官イ・ハンシン』制作陣は「コ・スは今回の作品で刑務官、弁護士、そして仮釈放審査官に変わるイ・ハンシンの役割を完璧に消化している」とし、「特別な経歴のために他とは違う方法で悪を処断し、この過程でカタルシスを提供するイ・ハンシンの活躍を期待してほしい」と伝えた。

『イ・ハンシン』は第1回KTスタジオジニーシリーズ公募展の大賞作で、2024年科学技術情報通信部と韓国放送通信電波振興院の制作支援を受け、さらに期待を集める作品だ。11月18日月曜日午後8時50分に初放送される予定だ。

イ・ソジョン テンアジア記者 forusojung@tenasia.co.kr