「有利な詐欺」キム・ドンウク、いけない男
「有利な詐欺」俳優キム・ドンウクの活躍が際立つ。

去る10日放送されたtvN月火ドラマ'有利な詐欺'13回で弁護士ハン・ムヨン役キム・ドンウクは赤目キッドを導く行動隊長の役割からイロウム(チョン・ウヒ分)のメンタル管理まで引き受けて、濃厚な存在感を表わした。

この日、ハン・ムヨンは赤目会長を攻撃するために誰よりも情熱的な姿勢で先頭に立った。会場の攻撃を受けて優しい漫画部屋の位置が発覚し、自責する赤目キッドたちを慰めただけでなく、集団訴訟を準備して詐欺を盛り上げた。赤目キッドたちに「皆さんが被害者を救ったのです」と暖かい励ましも忘れなかった。

劇中人物たちのリーダーとなったキム・ドンウクはこれまで積み重ねてきた信頼感を土台に強固な姿を加え、カリスマあふれるハン・ムヨンを完成させた。この他にもナビスウェルネス被害者の方に立つためにパク・アンキュ・ロファームの代表パク・ギュ(イ・チャンフン分)を説得し、不安定な利益を鎮静させる姿では人間的な魅力を感じることができた。

ハン・ムヨンらしくない弱い姿も目を引いた。ナビスウェルネスで多段階販売員として働いている母パク・ジャヨン(キム・ジョンヨン分)と再会したこと。キム・ドンウクが母親に「もう母親に力になることができます。だから安心してください」と慰めた場面は視聴者たちの涙腺を刺激することも。感情消耗が大きかっただけに、身体が悪くて看護を受けたときは、チョン・ウヒはもちろん見る人まで心を痛めた。

放送末尾にはハン・ムヨンの両親だけでなく、尊敬する大人の人権弁護士カン・ギョンホ(イ・ヘヨン分)まで赤目と関連しており、興味深い展開を予想した。キム・ドンウクは反転に反転を重ねる人物関係とともに、今後向き合う事件をどのように解放するか関心が集中する。

キム・ソユン テンアジア記者 seogugu@tenasia.co.kr