カカオエンターコンテンツ月火劇1位「南南」
カカオエンターテイメントが卓越したコンテンツ競争力でグローバルOTT、スクリーン、TVまで各種プラットフォームをさらっている。クリエイターたちが力量を発揮できるように独立しながら安定した制作インフラを構築し、ドラマ、映画、芸能など多様なジャンルで新しく独創的なコンテンツを次々と披露した。

特に果敢な実験と挑戦を通じて披露したウェルメイドコンテンツが各種国内外授賞式などでも作品性を認められ、カカオエンターテイメントのしっかりしたスタジオ競争力を立証している。カカオエンターテイメントのウェブトゥーン原作を土台に制作したドラマ「南南」をはじめ、新概念ゾンビアクションバラエティ「ゾンビバス」などが代表的だ。

最近人気を得ているジニーTVオリジナルドラマ「南南」は、カカオエンターテイメントのオリジナルストーリーIP原作をドラマで制作して披露した作品だ。カカオウェブトゥーンに連載された同名の人気ウェブトゥーンが原作で、カカオエンターテイメント傘下の風ピクチャーズがアークメディアと共同制作を引き受けた。去る7月17日初放送された'南南'は視聴者たちの好評と口コミの中で毎回自身最高を更新して視聴率上昇曲線を描いている。最近放送された9回は平均5.5%を記録し、毎分最高視聴率は6.3%まで上昇するほど。

昨年カカオページのウェブ小説ウェブトゥーン原作をドラマで企画、制作して「グローバルKロマンス」熱風を起こした「社内フィット」に続き、ストーリーメディアをつなぐIPバリューチェーンのシナジーでカカオエンターテイメントの制作力量もまた輝くを放ったもの。チョンブジママとクールな娘の'南南'のような大幻長ハンジプサルが、サムと愛を描き出した'南南'は、少し日常の中でぽっちゃり楽しい原作ウェブトゥーンの味を淡々と描き出したうえに原作キャラクターの魅力を一層アップグレードしたチョン・ヘジン、チェ・スヨンなど俳優たちの熱演まで盛り込まれ、見るほど魅力あるウェルメイドドラマという評価を受けている。チョン・ヘジンとアン・ジェウク、チェ・スヨンとパク・ソンフンのアルコンダルコンロマンスの雰囲気が本格化し、視聴者の期待はさらに高まっている。

カカオエンターコンテンツ月火劇1位「南南」
カカオエンターテイメントが制作したネットフリックスバラエティ「ゾンビバス」は去る8日公開されて以来、世界中の視聴者たちの熱い呼応を得て今年上半期に始まったK芸能のグローバル興行バトンを受け継いだ。公開されるやいなや「今日大韓民国のTOP10シリーズ」1位に上がったのはもちろん、フランス、メキシコ、フィリピン、アラブ首長国連邦、香港、台湾、タイ、ベトナムなど36カ国でネットフリックステレビ番組部門TOP 10に参入し、シンガポール、フィリピン、マレーシアなどで1位を占めた。 OTTサービスランキング集約サイトフリックスパトロールに基づいて)。

また、公開初主人8日から13まで6日間1,900,000視聴数(視聴時間を作品の総ランニングタイムで割った値)を記録し、ネットフリックスグローバルTOP 10シリーズ非英語部門で5位を占めた(ネットフリックスTOP10ウェブサイト基準)。 「ゾンビバス」はKゾンビとKバラエティが結合した新概念ゾンビアクションバラエティという新しくユニークな構成、制作陣とスタッフ、出演陣、ゾンビ演技者まで最大150人の人員が撮影に参加するなど歴代級スケールを誇って話題を生んでいる。 「釜山行」、「キングダム」などに参加したゾンビアクション振り付けが全英をはじめとする専門演技者たちが合勢し、「今私たちの学校は」美術チームが特殊扮装を務めるなどリアルな世界観実装のために韓国のゾンビインフラと専門人材が総動員された。映画「新世界」、「コンクリートユートピア」の調和性美術監督がソウル市内から大型マート、遊園地などに映画水準の美術作業を加え、不思議なゾンビの世界を完成させ、出演陣はもちろん視聴者たちの過没を誘発している。

カカオエンターテイメントが制作したコンテンツは、各種国内外授賞式などでも注目され、新たな試みと作品性が認められている。まず、去る5月には映画「花乱」が第76回カンヌ国際映画祭注目すべき視線部門に招待され、グローバル映画ファンに目印をつけた。地獄のような現実から抜け出したい少年ヨンギュ(ホンサビン)が組織の中間ボス秩序(ソン・ジュンギ)に会って危ない世界に一緒になる話を描いた作品。カカオエンターテイメント傘下のマッサージピクチャーズが制作を引き受け、昨年「ハント」(サナイピクチャーズ製作)に続き、2年連続カンヌ映画祭進出という快挙を成し遂げた。

去る16日には「国際放送映像マーケット(BCWW)2023」で開かれたニューメディアコンテンツ賞授賞式で韓国初のバーチャルアイドルサバイバルバラエティ「少女リバース」が最新のバーチャル技術と芸能コンテンツ、Kポップを組み合わせた斬新な試みを認められ、ニューメディアバラエティ部門優秀賞を受賞した。この他にも去る7月開催された第2回青龍シリーズアワードではユ・ジェソクが「プレイユーレベルアップ:ビランが生きる世界」で男子芸能印象を受賞し、毎回リアルタイムライブを通じて視聴者が直接コンテンツに参加してユ・ジェソクとコミュニケーションをとるコンセプトの新概念インタラクティブ芸能での活躍賞を認められた。

カカオエンターテイメントは下半期にも幅広いスペクトルの作品で、国内と海外の視聴者を魅了する計画だ。風ピクチャーズとサナイピクチャーズ、カカオエンターテイメントが共同制作する「最悪の悪」がディズニー+のオリジナルシリーズとして来る9月27日に初公開されるなど、グローバルOTTやテレビ、劇場など多様なプラットフォームを通じてコンテンツを公開し、グローバルKコンテンツ代表スタジオとして立地をより強固に多重化する予定だ。

キム・ソユン テンアジア記者 seogugu@tenasia.co.kr