イビョンホン、「モヒートモルディブ」に続いて名台詞が出た
映画「コンクリートユートピア」(監督オム・テファ)が俳優イ・ビョンホンのカリスマ名大使BEST 3を公開した。

イビョンホン、「モヒートモルディブ」に続いて名台詞が出た
#1. 「私はこのアパートが選ばれた…そう思います」

皇居アパート住民代表となったヨンタク(イ・ビョンホン)の印象的な所感だ。最初の名大使は皇居マンション団地内の火災を鎮圧し、住民の信任を得て一気に皇居マンション住民代表を務めることになった領卓が入居者たちの前で伝えた感想だ。ヨンタクは住民代表という重策に予期できなかったように謙虚ながらも淡々と「私はこのアパートが選ばれた…そう思います」と所感を伝え、皇居アパートに向けた格別な愛情を表わす。大地震にも生き残った皇居アパートや住民たちの奇跡のような状況を反映した霊卓のセリフは、初めて見せるイ・ビョンホンの見知らぬ顔が加わり、観客の脳裏に長く記憶される名大使として残った。

#2. 「アパートは住民のもの!」

真の住民代表として生まれ変わった領卓の叫びだ。 2番目の名大使は皇居マンション住民投票を通じて外部人放出を決定した後、挙事を行って、結束力を固めることになった領卓と住民たちがこれを自畜して「アパートは住民のもの!」という大使を連呼する場面だ。外部人との戦いで体を買わなかった霊卓の殺神性である精神が光を放つ渦中に、「アパートは住民のもの!」を唱える姿は、それ自体で圧倒的なエネルギーをプレゼントする。特に住民代表に選ばれた時とは全く違う目つきで表現したイ・ビョンホンの繊細な演技は観客の没入感を倍加させる。ここに家族を守ろうと努力するミンソン(パク・ソジュン)の微妙な感情変化まで誘導するこのセリフは劇に激しい緊張感を加えて観客を魅了している。

イビョンホン、「モヒートモルディブ」に続いて名台詞が出た
#3. 「受信帝国…歯国…天下太平だから~」

ウィットと厄介さが共存する霊濁と民性の時間。最後の名大使は映画を見た人なら忘れることができるイ・ビョンホン特有のウィットが埋め込んだ一言だ。防犯隊の活動中、大地震が起きる前に日常を分けていた領卓と民性の間にぎこちない気流が流れている中で、霊卓が「受信帝国…治国…天下太平だから~」としよう。言葉を整理する民性の姿は、妙な緊張の中の笑いを誘発する。イ・ビョンホンの気の利いたアドリップが加わり、完成した名大使は観客たちに予期せぬ瞬間にパン飛び出す楽しみをプレゼントして忘れられない場面に挙げられている。

イビョンホン、「モヒートモルディブ」に続いて名台詞が出た
「コンクリートユートピア」は大地震で廃墟になってしまったソウル、唯一残った皇居マンションで生存者たちが集まって始まる話を描いた災難ドラマ。去る9日公開した。

チェ・ジイェ テンアジア記者 wisdomart@tenasia.co.kr