MBC「恋人」の上昇傾向が多大だ。去る18日5回が前回比3.2%P上昇した視聴率8.4%を記録したのに続き19日6回がまた上昇、視聴率8.8%を示したもの。これは金土ドラマ視聴率1位はもちろん同時間帯全チャンネル視聴率1位に該当する。それだけでなく、各種話題性の数値でも「恋人」と「恋人」出演者たちが上位圏を芽生えている。 (ニールセンコリア全国基準)
視聴者が「恋人」に熱狂する理由は何だろうか。 「恋人」だけの魅力を見てみた。
◆ナムグンミン♥アン・ウンジン、戦争も妨げられない運命のような愛
「恋人」の最初の魅力ポイントは「メロ」だ。先にファン・ジニョン作家は「恋人」を「愛に陥った人がどこまで、何までできるのか」についての話だと説明した。これを立証するように劇中主人公イ・チャンヒョン(ナムグンミン分)とユギルチェ(アン・ウンジン分)の人生は'愛'によってソンドゥリチェ変わる。イ・チャンヒョンはユ・ギルチェを救うために命をかけ、ユ・ギルチェはイ・ジャンヒョンとの約束を守るために危険を冒す。
ナム・グンミン、アン・ウンジン二人の俳優は、残酷な戦争の中で恋人の切ない愛を繊細で強烈な演技で盛り上げて視聴者の没入度を垂直上昇させている。これに多くの視聴者たちがイ・ジャンヒョンとユギルチェがお互いの心を確認して幸せになることを、躊躇する島ではなく甘い愛を始めることを期待してまた望んでいる。戦争も妨げられない運命のような愛が視聴者の心を叩くのだ。
◆惨めな戦争病者虎乱、忘れてはならない悲劇的な歴史
「恋人」は病者虎乱という歴史的事件を背景とする。 1636年、清が朝鮮を侵略する。当時、朝鮮の賃金人造は南韓山城で身を避けるが、続く戦争と清の圧迫に勝てず、清に頭を下げる。ここまでが私たちが知っている病者虎だ。
ところが'恋人'が描く病者虎乱はここで止まらない。病者虎乱によって民が経験しなければならなかった惨めな悲劇と苦痛を赤裸々に見せる。避難の途中で死の危機に瀕して、女性は臆病を避けるために自分自身を命を落とす。忘れてはならない悲劇的歴史 病者虎乱を民の立場で描いたドラマ『恋人』。視聴者が毎回涙を流して胸を絞めながらも'恋人'を待つ理由だ。
◆現実的なイ・ジャンヒョンX主体的な遊吉菜、変化して成長するキャラクター
病者ホラン勃発後、イ・ジャンヒョンは代議と名分を叫び、義兵に出た幼生たちと違って避難を行くと叫ぶ。彼は民を置いて自分の先に身を避ける王を守るためではなく、無実に死ぬ民のために戦争に盛り上がる。今までどこでも見たことのない現実的でありながら魅力的なイ・ジャンヒョンキャラクターに、これを描く俳優ナム・グンミンに視聴者は陥った。
病者ホラン勃発前ユギルチェは細かく育った赤ちゃんだった。彼女にとって大切なのは軟膏の情であり、社内の関心を受けることだった。そんな彼女が戦争を経験し、主体的で能動的な人物に成長する。生まれたばかりの赤ちゃんも受けて、友達を救うためにオランカを殺すこともある。ユ・ギルチェの成長とこれを劇的に盛り込んだ俳優アン・ウンジンの演技は劇の没入度を高めた。ナム・ヨンジュン(イ・ハクジュ)、キョン・ウンエ(イダ・イン)も戦争を経て変わる。 『恋人』の中で明らかなキャラクターの魅力が視聴者を捕らえたのだ。
今6部まで放送された「恋人」。今後の残りの回車で、またどんな胸切れで切ない名場面を誕生させるのか、どんな強力な魅力で視聴者を引き寄せるか期待される。 MBCの金土ドラマ「恋人」は毎週金、土曜日の夜9時50分放送される。
キム・ソユン テンアジア記者 seogugu@tenasia.co.kr