映画「天博士退馬研究所:雪景の秘密」(監督キム・ソンシク/以下「天博士退馬研究所」)が土属的な素材に現代的な感覚が加わった見どころを披露する。
'天博士退馬研究所'は幽霊を信じないが幽霊のような洞察力を持った偽の退魔士'天博士'(カン・ドンウォン)が今まで経験したことのない強力な事件を依頼されて始まる話を描いた映画。
幽霊を信じない偽の退魔師「天博士」がいつも持ち歩く所持品であり、主要小物である雪景色、七星剣、真鍮滴は伝統的なデザインに従うが、映画的ストーリーを盛り込んだ細かなデザイン過程を経て特別なビジュアルと雰囲気を完成した。
華やかなパターンの経文と文様を漢紙に刻んだお守りであり、幽霊を閉じ込める役割をする雪経は専門家の手作業を通じて製作された。製作陣は、雪景色の特別なオーラを最大化するため、素材からサイズに至るまで、小さな部分も見逃さない努力を加えた。
既存の退馬素材映画で見られなかった都心の中に位置する天博士退馬研究所の空間デザインと「天博士」の退魔技術担当パートナー「人輩」の個性が埋もれる小物など現代的な感覚が加わったシーンたちは劇にリズム感を吹き込む予定だ。技術に特化した「人杯」が直接作った照明弾、ダイナマイトは予測できなかった瞬間に登場して新鮮なビジュアルを現わす。
ペ・ジョンユン美術監督が「既存のオカルトジャンルの典型的な重くて暗い雰囲気はできるだけ避けようとした。代わりにモダンで現代的なファンタジー物を作ろうとすることが最も重要な点だった」と伝えた。
映画「天博士退馬研究所」は来る9月27日公開する。
イ・ニュルテンアジア記者 greenworld@tenasia.co.kr