「ムービング」イ・ジョンハ、「たくさん愛されているようで幸せ」
新鋭イ・ジョンハが「ムービング」という飛行を終えた。

しっかりとしたストーリーと演出、印象深い好演で完璧な「作監杯」(作家、監督、俳優)の組み合わせを見せてくれたディズニー+のオリジナルシリーズ「ムービング」が7週間の大装錠を終えた。両親に受け継いだ飛行能力と超人的な五感を持った主人公「ボンソク」役で活躍を繰り広げたイ・ジョンハが最後の公開所感を明らかにした。

最終話まで3話が連続公開された「ムービング」でボンソクは愛する人々、何よりも「家族」を守るという一念で苦手だった超能力さえ一気に垂直上昇させてドラマチックな成長を見せた。彼は北朝鮮の起力者チョン・ジュンファ(ヤン・ドングン)が父親のドゥシク(チョ・インソン)を知っているように言うと、生きた目を見せて覚醒してジュンファを襲った。後半部にはママ・ミヒョン(ハン・ヒョジュ)を守るために庭園に向かったボンソクが一触即発の対峙の中で決して退かずにミヒョンを守った。特に劇末、怪我したミヒョンをアップして飛び上がるシーンは、過去の若いボンソクをアップして遠い道を歩んでいたミヒョンと交差し、いつの間にか大きな成長を遂げたボンソクの姿に激しい感動が伝わった。

そうかと言えば、ヒス(コ・ユンジョン)と力を集めてチョン・ジュンファから抜け出して、ボン・ソクはヒスが再生能力を保有したが、けがをして痛いか心配して「結局はあなたも人じゃないし、しかも君は私の好きな人じゃない」と無意識の中で心から言った。これにヒスも好きな感情を示したし、お互いに対する心を確認した二人はアクションとロマンスの二匹のウサギを捕まえて嬉しさを抱いた。

この中で、所属事務所の木エクターズを通じて異定する「ムービング」を離れて「皆さんがいたから「ムービング」が存在することができ、世界に公開され、おかげで多くの愛を受けたようでとても幸せです」と切ない感想を伝えた。また、「この心変わらず、いつも感謝の気持ちで生きていきます。これまで「ムービング」を見てくださって本当に愛してくれてありがとう」とし、「ムービング」を大切に愛してくれたすべての人々に感謝を表した。

誰かを守るための心から始め、超能力はもちろん、内面の成長まで成し遂げた「ボンソク」というキャラクターを魅力的に描いたイ・ジョンハの活躍は視聴者たちに多様な感情をプレゼントした。イ・ジョンハも先のインタビューで初の長編主演作として出演し、多くのことを初めて経験し、試した「ムービング」で原動力を得てまた他のものを挑戦できると話し、今後飛んで来るイ・ジョンハの飛行が期待を呼ぶ。

一方、異定する次期作ドラマ「ウォン:ハイスクールヒーローズ」と映画「ビクトリー」で大衆と挨拶する予定だ。

キム・ソユン テンアジア記者 seogugu@tenasia.co.kr